わが家での病院対策

病院に連れていくのは大変、かといって病院に連れていかないわけにはいきません。

人間ですから病気にもなりますし、連れていかなければもっと大変になることもあります。ですから、私は以下の点を重要視しています。
苦手なことだらけの通院が「ほんの少しの工夫」で楽になりましたの画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28061000257

1. 前準備(予告)はしっかりと

「とりあえず連れていけばなんとかなるだろう」と思うと、残念ながら「なんとかならない」場合が多いです。

大切なのは予告だと考えます。

なぜ病院に行かなければならないのか、お医者さんに行ってどういう治療をしてもらう必要があるのか、その治療をすることでどのようなメリットがあるのか、子どもにきちんと説明すること。

そして、治療の流れを絵カードなどを使ってしっかり説明すること。前もって練習が必要なことは、予行練習をしておくことが大切です。

2. 理解のある病院を探す

子どもへの予告以上に時間をかけたいのは病院探しです。前準備をしていっても病院側に理解がない場合はうまくいきません。

発達障害に関して理解のあるお医者さんやきちんと勉強していらっしゃるお医者さんを探すことが大事です。

診察前に電話をかけて「うちの息子は発達障害があります。こういう特性があります。診察して頂いて大丈夫でしょうか」と相談をしてみて、そのときの病院側の反応をしっかりチェックしておくことをおすすめします。

3. 「気を逸らす」ことが有効な場合もある

発達障害に理解のあるお医者さんは、一つ一つ治療内容を丁寧に息子に説明してくださいます。

それで大丈夫な場合もあるのですが、息子の場合はパニックになってしまうと人の言っていることが全く耳に入らなくなってしまいます。

そこに畳み掛けるように治療内容を説明されると、ますますパニックになってしまったりします。

こういうときは「丁寧に説明する」よりも「気を逸らす」ことが有効に働くこともあります

うちの場合、一番良いのはYouTubeの動画を見せることです。それを見ていて集中してしまうと、治療されていることを忘れてしまうことがあります。

子どもの状態に合わせた工夫をしながら

以上三点が私が病院受診時に徹底していることです。

以前は病院に行くたびに疲労で寝込んでいましたが、最近は少しずつ楽になってきました。病院通いに悩んでいる皆さんの参考になれば嬉しいです。

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