自分ばかりを責めていませんか?親子で自己肯定感を高めるために

ライター:kaoru
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子どもの自己肯定感。多くのお母さんが一度は考えた事があるでしょう。実は子どもの自己肯定感の鍵は、お母さんの自己肯定感にあると思います。お母さん自身の自己肯定感について、一度考えてみませんか?

親が頑張っても、子どもの自己肯定感がついてこない!?

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28054000329
子どもの自己肯定感は低い・・・ってお話し。

よく耳にしますね。

お母さんたちは、家事や育児のほかに、自分の仕事、学校や地域の役員など、
たくさんの責任を抱えながら本当に良く頑張っていますよね。

こうしてお母さんたちが頑張る一方で、子どもに「自己肯定感はあるか?」と聞くとその割合が低い。

これはなぜなのでしょう?お母さんたちの頑張りが、子どもたちの自己肯定感に反映されていないのでしょうか?

この結果は残念を通り超して、不思議に思ってしまいます。
今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~
出典:http://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

自己肯定感って実は曖昧なもの

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多くのお母さんたちは、わが子に自己肯定感を持たせたいと思っているはず。

でも、自己肯定感は、物のように「はい持って。」と手渡すこともできませんし、子どもが持っているかどうか、はっきりと見えるわけでもありません。

これさえやっておけば、これさえやらなければ…と、そんな単純なものでもなさそうです。

生きていく上でとても大切なのに、曖昧でハッキリしない。自己肯定感って、ちょっと厄介な代物ですね。

自己肯定感を定義しても、現実は厳しい

私は、自己肯定とは自分をまるごと認める器の大きさだと思っています。

それも長所だけではなく短所もまるごと受け止められる力!

なぜ短所もと思うかもしれませんが、自己肯定感が試されるのはネガテイブな状況のときが多いと思いませんか?

どんな状況でも這い上がれる力とは、ネガティブな事も受け入れられる大きな器から出てくるのだと、私は思っています。

と、まあ…理屈はそうですが、そうは言っても、実生活では理想通りに行かないことばかり

私も自分の理想を掲げても失敗や挫折の繰り返しです。

日々の生活に追われ、自己肯定感なんて考えられないこともありました。

息子が「障害」という言葉に敏感になり、

・みんなできるのに自分は出来ない
・周囲との揉め事が増える

などの出来事がかさなり、息子の自己肯定感が少しずつ下がっていくのを私は感じました。

息子の荒れた様子に、私の気持ちの浮き沈みも激しくなりました。

・自分の育て方が悪いのでは?
・自分のどこがいけないのだろう?


と、自分のあら探しばかりしては落ち込むという悪循環に。

おそらく先が見えない不安にいつも悩まされていたのだと思います。
次ページ「それでも少しずつ息子の変化が」

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