想定外のトラブルを減らす!「問題行動対応マニュアル」とは
ライター:kaoru
突然やって来る想定外な問題行動!親があたふたしてしまい、うまく対処ができないって事ありませんか?問題行動マニュアルについてご紹介します。
想定外のトラブルは終わらない…!
発達障害のある子どもを育てていると、ときどき、親が想定していない行動に出くわすことがあります。
息子の「忘れ物が多い」「なくし物が多い」「落ち着きがない」「友達ができない」といったトラブルや悩み事は想定内。
ですが、想定外の出来事にぶち当たると、私は一瞬どうしていいのか分からなくなってしまいます。
息子の「忘れ物が多い」「なくし物が多い」「落ち着きがない」「友達ができない」といったトラブルや悩み事は想定内。
ですが、想定外の出来事にぶち当たると、私は一瞬どうしていいのか分からなくなってしまいます。
今年中学2年生になるADHD&アスペルガーの息子の起こした想定外は…
・頑強な登校しぶり
・息子とトラブルになった子どもの関係者がなぜか学校に怒鳴り込んできた!
・授業参観中にカッとなった息子が女の子に飛び蹴りをかました!
どれも頭が真っ白になるほどの「想定外」、言い出したらキリがないほどあるのです。
学校で息子の問題行動が目立ち、母親である私への批判が出はじめて…、と保護者の中で孤立したのも想定外でした。
このように私自身が想定できなかったことが起きると、親であっても冷静な対応は出来ず、つい息子を怒ってしまいます。
怒られてばかりの息子は自己肯定感が育つはずもなく、問題行動を繰り返す悪循環…
・頑強な登校しぶり
・息子とトラブルになった子どもの関係者がなぜか学校に怒鳴り込んできた!
・授業参観中にカッとなった息子が女の子に飛び蹴りをかました!
どれも頭が真っ白になるほどの「想定外」、言い出したらキリがないほどあるのです。
学校で息子の問題行動が目立ち、母親である私への批判が出はじめて…、と保護者の中で孤立したのも想定外でした。
このように私自身が想定できなかったことが起きると、親であっても冷静な対応は出来ず、つい息子を怒ってしまいます。
怒られてばかりの息子は自己肯定感が育つはずもなく、問題行動を繰り返す悪循環…
想定外を減らす一番の方法が「マニュアルづくり」
想定外だったトラブルが続き、私がたどり着いたのは、
あらかじめ「問題行動を想定して対処法(マニュアル)を決めておく」ことでした。
避難訓練と同じです。決めておくことで、もしもの時に私自身が落ち着いてスムーズな対応ができるようになりました。
発達障害の特性ゆえの問題行動には、必ず原因とキッカケがあります。
原因をしっかり把握し、それに沿った対応をしないと、問題行動は減っていきません。だからこそ、親は冷静に原因や理由を突き止めることが大切なんですね。
「学校へ行きたくない」って言い出したら?
「お宅の子に叩かれました」って苦情が来たら?
「パニックを起こしています」って連絡が来たら?
そんな問題行動を想定して、こんな時はどう対応しようかな、と考えたり決めておけば、それはもう「想定内」。
「こんなの予想してなかった…!」というストレスフルなトラブルは激減するのです。
あらかじめ「問題行動を想定して対処法(マニュアル)を決めておく」ことでした。
避難訓練と同じです。決めておくことで、もしもの時に私自身が落ち着いてスムーズな対応ができるようになりました。
発達障害の特性ゆえの問題行動には、必ず原因とキッカケがあります。
原因をしっかり把握し、それに沿った対応をしないと、問題行動は減っていきません。だからこそ、親は冷静に原因や理由を突き止めることが大切なんですね。
「学校へ行きたくない」って言い出したら?
「お宅の子に叩かれました」って苦情が来たら?
「パニックを起こしています」って連絡が来たら?
そんな問題行動を想定して、こんな時はどう対応しようかな、と考えたり決めておけば、それはもう「想定内」。
「こんなの予想してなかった…!」というストレスフルなトラブルは激減するのです。
わが家の「問題行動対応マニュアル」で重要な2つのこと
とはいえ、対処法のマニュアルをどうやって決めたら良いのやら?と思われる方もいるでしょう。
わが家のマニュアルをご紹介しますので、ご参考にしてください。ポイントは、柔軟な対応ができるように、あまり細かく決めないことです。
わが家のマニュアルをご紹介しますので、ご参考にしてください。ポイントは、柔軟な対応ができるように、あまり細かく決めないことです。
親の対応スタンスを決める
焦って感情的に動いてしまわないよう、子どもと向き合う上で大事にしたいことを改めて明確にしました。
私の対応スタンスは、どんな問題行動でも、まず最初に「本人の言い分を聞く」ことです。
その上で、できるだけたくさんの情報を集めて、問題行動に至る原因と理由を探して、子ども自身がただ我慢したり行動を制限するだけ解決法ではなく環境調整による解決法を考えることに決めています。
ただ制限するような解決方法は根本的な解決になりませんし、子ども自身の生きづらさは変わらないですから。
この対応スタンスをベースに、色々な問題行動を想定して対処法を考えておくのです。
私の対応スタンスは、どんな問題行動でも、まず最初に「本人の言い分を聞く」ことです。
その上で、できるだけたくさんの情報を集めて、問題行動に至る原因と理由を探して、子ども自身がただ我慢したり行動を制限するだけ解決法ではなく環境調整による解決法を考えることに決めています。
ただ制限するような解決方法は根本的な解決になりませんし、子ども自身の生きづらさは変わらないですから。
この対応スタンスをベースに、色々な問題行動を想定して対処法を考えておくのです。
「本人が責任をもつこと」も決める
たいていのことはお母さんが矢面に立ってなんとかしてあげる。
でも、度が過ぎる2つの想定外に対しては、「本人が取るべき責任は何か」というのを伝えることにしました。
1.「相手が病院へ行くほどの他害をしたときは原因や理由が何であっても、君も謝罪に行く。」
2.「人のものを壊したときはお年玉で弁償する。」
トラブルが起きたときに、自分自身はどうすればいいのかを明確にして、本人用のマニュアルも作りました。
明確にしたことで、多少のストッパーになったのでしょうか。マニュアルを作ってからというもの、謝罪に至るような他害はなく、物を壊してしまった時の弁償も2,3回程度で小学校時代を終えることができました。
でも、度が過ぎる2つの想定外に対しては、「本人が取るべき責任は何か」というのを伝えることにしました。
1.「相手が病院へ行くほどの他害をしたときは原因や理由が何であっても、君も謝罪に行く。」
2.「人のものを壊したときはお年玉で弁償する。」
トラブルが起きたときに、自分自身はどうすればいいのかを明確にして、本人用のマニュアルも作りました。
明確にしたことで、多少のストッパーになったのでしょうか。マニュアルを作ってからというもの、謝罪に至るような他害はなく、物を壊してしまった時の弁償も2,3回程度で小学校時代を終えることができました。