子どもの発達障害について、周囲の人に隠さず伝えている理由
ライター:多原美加
子どもに発達障害があると診断を受けて、当然ショックを受けましたし、びっくりもした。頭の中が真っ白になったけれど、落ち着いて子どもの障害と向き合うようになってから、身近な人に素直に打ち明けるようになりました。それは私が高校生の時の体験からでした。
わが子の特性を周囲の方に伝えるか、どうか
わが子に発達障害があると診断を受けたときは、頭の中が真っ白になりました。
落ち着いて子どもの障害と向き合うようになってからは、子どもに発達障害があることを、身近な人に素直に打ち明けるようになりました。
今も、できるだけ理解をしてもらえるよう、話すようにしています。
私が子どもの特性や凸凹について、伝えていこうと決めたのには、私自身のある経験からきています。
落ち着いて子どもの障害と向き合うようになってからは、子どもに発達障害があることを、身近な人に素直に打ち明けるようになりました。
今も、できるだけ理解をしてもらえるよう、話すようにしています。
私が子どもの特性や凸凹について、伝えていこうと決めたのには、私自身のある経験からきています。
私が高校生のとき何度も聞かれた「あの子はなんで出来ないの?」
私は同い年の従姉妹がいます。
従姉妹には脳に病気がありました。小さな頃から発作を繰り返し、学校生活でもできない事も多く、いじめられることも多かったけれど、それでも普通校に通っていました。
私と従姉妹は同じ高校に通うようになりました。彼女は負けん気が強く、学校生活の中での困難な出来事があっても、泣きながらでも繰り返しチャレンジしていました。
そんな時、私と彼女が親戚関係と知ったクラスメイト達は、口ぐちに「なんで●●さんは出来ないの?」「できないのに、なんでそこまでして頑張るの?」とバカにしたような様子で私に聞いてきました。
彼女は、ごく親しい友人にだけ自分の病気を伝えており、クラスメイトには伝えていなかったのです。
従姉妹には脳に病気がありました。小さな頃から発作を繰り返し、学校生活でもできない事も多く、いじめられることも多かったけれど、それでも普通校に通っていました。
私と従姉妹は同じ高校に通うようになりました。彼女は負けん気が強く、学校生活の中での困難な出来事があっても、泣きながらでも繰り返しチャレンジしていました。
そんな時、私と彼女が親戚関係と知ったクラスメイト達は、口ぐちに「なんで●●さんは出来ないの?」「できないのに、なんでそこまでして頑張るの?」とバカにしたような様子で私に聞いてきました。
彼女は、ごく親しい友人にだけ自分の病気を伝えており、クラスメイトには伝えていなかったのです。
バカにしてしまうのは「理由を知らないから」だと気づいた
そんな時に、「理由を知ればバカにされないで済むのかなぁ?」と思っていました。
友人たちは理由を知らないから、彼女の行動が理解できないし、バカにもしたくなるのだろう、と。
私は「周りに伝えたらいいのに」と思っていたのです。(伝えるという事は勇気のいる事だと思います。言わないと決めた彼女の気持ちを尊重しつつも、この当時の私はそれが理解できず、まだまだ幼い考えでした。)
ある時、またクラスメイトに同じような事を聞かれました。
「あなたは●●さんの従姉妹なんだよね?何であの子は出来ないのに、そこまでして頑張るの?」
こっそりと彼女が病気を持っていること、そして彼女の思いを伝えてしまいました。
するとクラスメイトは
「そうなんだ、、わかった。だから出来ないことが多いんだね。それであんなに頑張るのか。」
と言い、そしてバカにすることはなくなりました。
伝えれば、わかってもらえるという事を体感したのです。
友人たちは理由を知らないから、彼女の行動が理解できないし、バカにもしたくなるのだろう、と。
私は「周りに伝えたらいいのに」と思っていたのです。(伝えるという事は勇気のいる事だと思います。言わないと決めた彼女の気持ちを尊重しつつも、この当時の私はそれが理解できず、まだまだ幼い考えでした。)
ある時、またクラスメイトに同じような事を聞かれました。
「あなたは●●さんの従姉妹なんだよね?何であの子は出来ないのに、そこまでして頑張るの?」
こっそりと彼女が病気を持っていること、そして彼女の思いを伝えてしまいました。
するとクラスメイトは
「そうなんだ、、わかった。だから出来ないことが多いんだね。それであんなに頑張るのか。」
と言い、そしてバカにすることはなくなりました。
伝えれば、わかってもらえるという事を体感したのです。
勇気を出して伝えてみる、繰り返し伝えていく
わが子は、発達障害があると診断を受けてから、目の病気があることもわかりました。そして、どんな事を選ぶときも「この子にとって何が一番良いのだろう?」という事を意識するようになりました。
迷ったときに思い出していたのが、高校生の時に何度も聞いた「なんで出来ないの?」という言葉。
発達障害も視覚障害(弱視)も見た目では分かりにくい障害です。
知ってもらう必要がある。ちゃんと知ってもらえば、理解に繋がり、理解者が増えれば子どもの味方が増える。そう考え、周りに伝え始めました。
最初は勇気が必要でした。
それでも勇気を出して伝えてみました。
「うちの子には発達障害と視覚障害があるの。」。
「そうなの?全然そんな風に見えないね!」
「そうなの。そんな風に見えないから困ってるの。」
丁寧に子どもの特性を伝えていきました。思うような返事が返ってこなくても、繰り返し伝えていきました。少しずつ子どもの発達障害の事を理解してくれる人が増えていきました。
近所の方にも伝えました。そうすると、私が仕事で留守の間の子ども達の様子を教えてくれる方が出てきて、見守ってくれる目が増えていきました。
迷ったときに思い出していたのが、高校生の時に何度も聞いた「なんで出来ないの?」という言葉。
発達障害も視覚障害(弱視)も見た目では分かりにくい障害です。
知ってもらう必要がある。ちゃんと知ってもらえば、理解に繋がり、理解者が増えれば子どもの味方が増える。そう考え、周りに伝え始めました。
最初は勇気が必要でした。
それでも勇気を出して伝えてみました。
「うちの子には発達障害と視覚障害があるの。」。
「そうなの?全然そんな風に見えないね!」
「そうなの。そんな風に見えないから困ってるの。」
丁寧に子どもの特性を伝えていきました。思うような返事が返ってこなくても、繰り返し伝えていきました。少しずつ子どもの発達障害の事を理解してくれる人が増えていきました。
近所の方にも伝えました。そうすると、私が仕事で留守の間の子ども達の様子を教えてくれる方が出てきて、見守ってくれる目が増えていきました。
伝えることで、子どもの味方が増えていく
周りに伝えること。これは子どもの意思に関係なく、私がしたことです。
今は、子ども本人にも伝えていますが「子どもの気持ちも考えないで伝えて良かったのだろうか?」と後から気づきました。
きょうだい児である長女への影響も考えました。悲し思いをさせていないだろうか、負担をかけていないだろうか?と。
子どもの気持ちを確認せずに突っ走ったかもと反省し、正直に言えば、今も「子どもにとってこれで良かったのだろうか」という迷いは常にあります。
ただ、子ども達の味方が増えたように感じます。誤解される事もありますが、応援をしていただける事も増え、様々な発達障害関連の情報をいただくようになり、それが子ども達の為に役立っています。
伝えることで理解の輪が広がっていくことを実感しているので、私はこれからも伝えていこうと考えています。
わが子だけでなく、発達障害のある子ども達が少しでも生きやすくなる社会になったら、と願っています。
今は、子ども本人にも伝えていますが「子どもの気持ちも考えないで伝えて良かったのだろうか?」と後から気づきました。
きょうだい児である長女への影響も考えました。悲し思いをさせていないだろうか、負担をかけていないだろうか?と。
子どもの気持ちを確認せずに突っ走ったかもと反省し、正直に言えば、今も「子どもにとってこれで良かったのだろうか」という迷いは常にあります。
ただ、子ども達の味方が増えたように感じます。誤解される事もありますが、応援をしていただける事も増え、様々な発達障害関連の情報をいただくようになり、それが子ども達の為に役立っています。
伝えることで理解の輪が広がっていくことを実感しているので、私はこれからも伝えていこうと考えています。
わが子だけでなく、発達障害のある子ども達が少しでも生きやすくなる社会になったら、と願っています。