「家庭内療育」は確かに大切です。

けれども、集団生活で疲れ果てて帰ってくる子どもにとって、家庭は安全基地であるということを忘れてはいけないのだと思います。

今では、何か特別なことをすること以上に大切にしているのは

息子にとってわかりやすい暮らし。

・どこに行くか予告する
・良い行動をしたら褒める
・パニックを起こす要素を出来る限り取り除く

そういった親にしかできない配慮を生活の中で行い、これで十分「家庭内療育」になっているのだと私は思っています。

息子は集団生活でよほど疲れるのでしょう。家に帰ると部屋に寝転がって延々車を並べて遊んでいます。

でも家で安心して休めるから、次の日からまた頑張れる、疲れるけれども幼稚園へ行けるのだと思います。

何か特別な療育を家で続けなくても、大丈夫です。子どもは少しずつ成長していきます。

そのためにも、安全基地としての家庭を作っていけたらと思っています。