不登校の時期も安心!「個別の教育支援計画」を知っていますか?
ライター:ヨーコ
特別支援学校や特別支援学級に籍を置いている人は「個別の教育支援計画」というものを作ってもらっていると思います。私は今までその存在も知らずにいました。娘は発達障害の診断をもらっていますが、完全不登校で特別支援学級に籍を置くことも拒んでいます。
ですが、そんな娘も「個別の教育支援計画」を作ってもらえることがわかりました。どれだけ大切なものなのかを解説します。
個別支援計画を知っていますか?
特別支援学校や特別支援学級に籍を置いている方は「個別の教育支援計画」というものを作ってもらっていると思います。
娘は発達障害の診断をもらっていますが、完全不登校で特別支援学級に籍を置くことも拒んでいます。
ですが、そんな娘も「個別の教育支援計画」を作ってもらえることがわかりました。どれだけ大切なものなのかをお伝えしていきます。
娘は発達障害の診断をもらっていますが、完全不登校で特別支援学級に籍を置くことも拒んでいます。
ですが、そんな娘も「個別の教育支援計画」を作ってもらえることがわかりました。どれだけ大切なものなのかをお伝えしていきます。
そもそも「個別の教育支援計画」って?
個別の教育支援計画とは、障害のある幼児児童生徒の一人一人のニーズを正確に把握し、教育の視点から適切に対応していくという考えの下、長期的な視点で乳幼児期から学校卒業後までを通じて一貫して的確な支援を行うことを目的として策定されるものです。策定には、教育のみならず、福祉、医療、労働等の様々な側面からの取組を含め関係機関、関係部局の密接な連携協力を確保することが不可欠であり、教育的支援を行うに当たり同計画を活用することが意図されているものです。
「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」はセットになっています。
私の住む地域の「個別の指導計画」は…
・保護者が記入した子どものプロフィール
・「基本的生活習慣」「行動」「運動・動作」「言語・コミュニケーション」「社会性・対人関係」の学期目標と達成率
・「言語領域」「数の領域」「視空間領域」「総合力」の学期目標と達成率
・先生が記入する学期ごとの指導方法
の、構成になっています。
そして、「個別の教育支援計画」は…
・本人に関する情報(基本的個人情報と障害に関する情報)
・本人と保護者の希望
・関係機関との連携協力
・支援ネットワーク
・長期的視点から見た教育的ニーズと支援内容
が記入されます。
(どちらも都道府県によって書式が異なるようです)
私の住む地域の「個別の指導計画」は…
・保護者が記入した子どものプロフィール
・「基本的生活習慣」「行動」「運動・動作」「言語・コミュニケーション」「社会性・対人関係」の学期目標と達成率
・「言語領域」「数の領域」「視空間領域」「総合力」の学期目標と達成率
・先生が記入する学期ごとの指導方法
の、構成になっています。
そして、「個別の教育支援計画」は…
・本人に関する情報(基本的個人情報と障害に関する情報)
・本人と保護者の希望
・関係機関との連携協力
・支援ネットワーク
・長期的視点から見た教育的ニーズと支援内容
が記入されます。
(どちらも都道府県によって書式が異なるようです)
こんなにも役立つツールだったなんて!
個別の教育支援計画は、進学する時や福祉機関へ移る時に引き継がれ、一生ノンストップの支援をするための資料となります。
例えば、大学を受験するときには、センター試験の受験特別措置を受けるために必要となりますし、障害者年金を申請するときは重要な参考資料となります。
就労支援を受けるときも、この書類があればその人の得意と苦手がすぐわかりますよね。
作ってもらっているのといないのとでは、受けられる支援が変わったりし、将来的に大きな差が出るかもしれません。
また、これは先生から伺ったのですが、個別の指導計画を作ると計画に対する評価を元に、特別支援学級の成績がつくことになるのだそうです。
これまで、不登校の生徒の成績はずっと斜線のみ、よくて先生の手書きの評価がついてくるだけでした。
これからは、個別の指導計画があることで成績がつくので、特別支援学校への進学はもちろん、一般の高校などに行くときも参考にしてもらうことができます。
斜線じゃない通知表をもらえるというのは嬉しいことです。
例えば、大学を受験するときには、センター試験の受験特別措置を受けるために必要となりますし、障害者年金を申請するときは重要な参考資料となります。
就労支援を受けるときも、この書類があればその人の得意と苦手がすぐわかりますよね。
作ってもらっているのといないのとでは、受けられる支援が変わったりし、将来的に大きな差が出るかもしれません。
また、これは先生から伺ったのですが、個別の指導計画を作ると計画に対する評価を元に、特別支援学級の成績がつくことになるのだそうです。
これまで、不登校の生徒の成績はずっと斜線のみ、よくて先生の手書きの評価がついてくるだけでした。
これからは、個別の指導計画があることで成績がつくので、特別支援学校への進学はもちろん、一般の高校などに行くときも参考にしてもらうことができます。
斜線じゃない通知表をもらえるというのは嬉しいことです。