子どもの良い所を引き出す場面をつくろう

「ウチの子、迷惑かけてない?」アンテナを張り続け疲れた時は…の画像
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私は、記録を付けることで気付いた問題を、あらためて支援者に相談しました。

長女の対応について、このように2つのアドバイスをもらいました。

1.子どもの良い所を引き出せる場面をつくることが大切

「どういった特性から問題が起こるか」を考えずに、子どもが肯定される場面を繰り返し引き出すようにし、その行動を定着させていきましょう。

2.論理的に考えてみる

例えば、関数で子どもの行動を捉えたらわかりやすいかもしれません。

y=f(x) の関数でfが子どもだとしたら、xに何を入れれば、yがプラスになるのかを考える。
xの値を出すためには、論理的に物事を考える必要があります。

論理的に考えることによって、不安になったり、イライラする気持ちを抑えることができるかもしれません。


支援者からの「子どもの良い所を引き出す場面を作るためには何をしたら良いか?」というアドバイスは私の思考パターンに向いていました。

長女の行動にイライラしても、後から状況を振り返り「あの時、子どもの良い所を引き出すためにはどうすれば良かったか?」と冷静に考えることが徐々にできるようになっていきました。

子どもの良いところ探しに変わっていった

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「子どもの良い所を引き出す方法を考える」ということは、つまり「子どもがすぐにできる方法を考える」ということに繋がります。

これが結果的に「こどもをよく褒める」ことにもなり、子どもの笑顔も増え、子どもと良い関係を築きやすくなりました。

自分は一生懸命子どものことを考え手を尽くしていると考えても、客観的に自分や状況を見ることができていないのかもしれません。

そんな時には、ぜひ困った時の状況を記録することをおすすめします。

そうすることで、問題の原因がわかり、今後の参考になることがわかるかもしれません。
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「弟のことで疲れているお母さんを見たくない」と言われ…


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