「違いに気づく」ことで見えてくる
息子のルールを知った私は、表情の読み方を否定せずに、彼が判断に使っているパーツのパターンを増やしていくように考えました。
例えば、絵や絵本を使い、
・「泣いている顔」には涙以外にも眉毛や口の形に特徴があるということ
・「笑っている顔」には口を開けていないバージョンもあるということ
こうして、息子の中にある「判断材料」を少しずつ増やしていったのです。
この取組みを続けてきたおかげで、今では絵カードを見ながら「この子はどんな気持ちかな?」という質問をされても、的確に説明ができるようになりました。
例えば、絵や絵本を使い、
・「泣いている顔」には涙以外にも眉毛や口の形に特徴があるということ
・「笑っている顔」には口を開けていないバージョンもあるということ
こうして、息子の中にある「判断材料」を少しずつ増やしていったのです。
この取組みを続けてきたおかげで、今では絵カードを見ながら「この子はどんな気持ちかな?」という質問をされても、的確に説明ができるようになりました。
「できない」のではなく「見方が違う」、あるいは「ルールが違う」のが発達障害児だと思うのです。
それが分かると、適切な支援の仕方が分かってくるかもしれません。
それが分かると、適切な支援の仕方が分かってくるかもしれません。
「みんなと同じになりたい」と泣いて教えてくれた息子との対話
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