子どもが自分で考えて動けるようになる「トークン表」とは?
ライター:にのの
約1年前、日々の困り事または不適切な行動を減少させることを目的にトークンを始めました。それが今では私たち親子にはなくてはならないコミュニケーションを手助けするツールにもなっています。
トークンとは?
発達障害のあるお子さんの中には社会性が低く、
①始めること
②気を逸らさずに続けること
③最後まで終わらせること
こうした課題を苦手とし、困っている子が少なくありません。
この困りごとを少しでも解決できるよう、我が家で取り入れているのがトークンです。
トークンとは「やるべき課題を意識づけする」ためのツールです。
この①~③を達成するために「ごほうび」でモチベーションを高め、課題への取組みを容易にし、課題達成に導く仕掛けが「トークン」です。
我が家のトークンの「ごほうび」はスタンプ10個につき100円のお小遣いです。
そして、トークン表の全てのマスにスタンプが押された時は、このお小遣いを使うために買い物に行くという約束を子ども達としています。
①始めること
②気を逸らさずに続けること
③最後まで終わらせること
こうした課題を苦手とし、困っている子が少なくありません。
この困りごとを少しでも解決できるよう、我が家で取り入れているのがトークンです。
トークンとは「やるべき課題を意識づけする」ためのツールです。
この①~③を達成するために「ごほうび」でモチベーションを高め、課題への取組みを容易にし、課題達成に導く仕掛けが「トークン」です。
我が家のトークンの「ごほうび」はスタンプ10個につき100円のお小遣いです。
そして、トークン表の全てのマスにスタンプが押された時は、このお小遣いを使うために買い物に行くという約束を子ども達としています。
トークンを使って子どものやる気を引きだす!
トークンを使う時に1番大切なのは「褒める」こと。
子どもをたくさん褒め、やるべき課題に取り組めたこと、課題を達成できたことを親子で喜ぶことで、子どもの一番のやる気に繋がると思います。
上の表が「我が家のトークン表」です。
大きなポイントは、具体的な課題が一切なく私の裁量でスタンプを押せること。
このように裁量制にした大きな理由は
・小さなことでも達成感を与えることができる
・姉妹それぞれ困り事や課題は異なるけれども、「トークン表」を個別に作る必要がない
・「課題の達成」を見える形にすることで、子どもがこれまで自分の課題として理解していなかったことを課題として意識づける
ため
例えば、長女はソーシャルスキルが低く
・「ありがとう」を言えない
・ゴミをゴミ箱に捨てない
・静かに話を聞けない
といった日々の困り事があります。
そのため、望ましい行動が意識づけられるよう「人にお礼を言えた」「ゴミをゴミ箱に捨てた」時はすぐに褒め、スタンプを押しています。
まとめると、子どもがスタンプ押して貰えるシチュエーションは以下の通りです。
*褒められたとき(内容は一切問わず)
*お手伝いをしたとき(お手伝いの内容によってスタンプを押す量を増やす)
*何かを頑張ったとき・何か成果があったとき(例「運動会を頑張った」「水泳教室の試験で合格した」など)
このように柔軟な運用を心がけています。
子どもをたくさん褒め、やるべき課題に取り組めたこと、課題を達成できたことを親子で喜ぶことで、子どもの一番のやる気に繋がると思います。
上の表が「我が家のトークン表」です。
大きなポイントは、具体的な課題が一切なく私の裁量でスタンプを押せること。
このように裁量制にした大きな理由は
・小さなことでも達成感を与えることができる
・姉妹それぞれ困り事や課題は異なるけれども、「トークン表」を個別に作る必要がない
・「課題の達成」を見える形にすることで、子どもがこれまで自分の課題として理解していなかったことを課題として意識づける
ため
例えば、長女はソーシャルスキルが低く
・「ありがとう」を言えない
・ゴミをゴミ箱に捨てない
・静かに話を聞けない
といった日々の困り事があります。
そのため、望ましい行動が意識づけられるよう「人にお礼を言えた」「ゴミをゴミ箱に捨てた」時はすぐに褒め、スタンプを押しています。
まとめると、子どもがスタンプ押して貰えるシチュエーションは以下の通りです。
*褒められたとき(内容は一切問わず)
*お手伝いをしたとき(お手伝いの内容によってスタンプを押す量を増やす)
*何かを頑張ったとき・何か成果があったとき(例「運動会を頑張った」「水泳教室の試験で合格した」など)
このように柔軟な運用を心がけています。
説明しにくい「暗黙のルール」、お家で正しく楽しく教えるために
その効果は?
このトークンを始めてから、我が家ではこんなにたくさんの変化や利点がありました!
*子どもが自分の行動に自信がない様子であれば、良いところを見つけて褒め、「できたこと」を見せることで子どもに自信をつけることができた
*小さなことでも「できたこと」を共に喜ぶ機会が増え、日々の生活に笑顔が増えた
*なかなか定着しない課題は目標を低くし、取り組ませる。少しの努力でスタンプを押すことで、その課題等が意識できるようになった
*自分が日々どれくらい子どもを褒めているか、トークン表で確認できた(私自身の「褒める」行為の意識化)
このように現在は、このトークンが私たちの親子の日々のコミュニケーションを手助けするツールにもなっています。
*子どもが自分の行動に自信がない様子であれば、良いところを見つけて褒め、「できたこと」を見せることで子どもに自信をつけることができた
*小さなことでも「できたこと」を共に喜ぶ機会が増え、日々の生活に笑顔が増えた
*なかなか定着しない課題は目標を低くし、取り組ませる。少しの努力でスタンプを押すことで、その課題等が意識できるようになった
*自分が日々どれくらい子どもを褒めているか、トークン表で確認できた(私自身の「褒める」行為の意識化)
このように現在は、このトークンが私たちの親子の日々のコミュニケーションを手助けするツールにもなっています。