「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?

ライター:多原美加
「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?のタイトル画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28208000315

子どもの自立。それは子育ての最終目標です。発達障害のある子どもが高校進学してほっとしたのもつかの間、直ぐに就労へ向けての考えを聞かれるようになります。いつかくる自立へ向けて、私が準備している事を紹介します。

子どもの自立を考えて悩んだ私

「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174008055
最近の中学校では、キャリア教育も多く取り入れられているようです。

子ども達が在籍していた中学校でも職場体験がありましたが、長男と次男ともに不登校でしたので、体験せずにいました。

2人ともいまのところ「夢」や「やりたい職業」がありません。

子ども達が自立へ向けて歩んでいくことは、まだまだ遠い先のように思えました。

そんな中で私ができることはなんだろう?と考え、情報を集めることにしました。

子ども達がやりたい仕事を見つけた時に、アドバイスできるようにしたい!と思ったからです。
なぜ不登校に?子どもの気持ちを知りたい時に、親が率先して行いたいことのタイトル画像

なぜ不登校に?子どもの気持ちを知りたい時に、親が率先して行いたいこと

就労支援にはどんなサービスがあるのかを知る

「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=28174006007
一般就労を目指すかどうかで、準備する内容は変わると思いますが、まずは福祉について聞いてきました。

■市役所

・発達障害のある子どもが、社会に出る際に利用できる福祉サービス

・福祉を利用して就労する場合の方法

■ハローワーク

・発達障害のある人が就労したい場合の相談先

・発達障害のある人の就労の現状

(ハローワークでは、要望すればコーディネーターを紹介してくれるそうです)

■就労移行支援施設

・支援内容や業務内容

・賃金

・移行後の就労先など


福祉サービスは、内容に地域差が大きいのではないかと思います。

実際に動いて情報を集めてみると、初めて聞くことばかりで戸惑いも多かったですが、まずは私の心の準備ができました。

雇用する立場から思うこと

「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11015204999
私は小さい会社ですが、お菓子の製造販売をしている会社を運営しています。

雇用する立場から、発達障害のある人が働く場合に「できるといいな」と思う事があります。

それは、

・困ったことや、分からないことを、自分で聞ける

・困ったことを解決できる

・自分の得意な事とできないこと、苦手な事を把握している

です。

発達障害のある人はこれが難しい場合が多いようです。

私の子ども達がこれらについて「できているか?」と考えると、まだまだできていません。

障害の受容が進んでいる方であれば、できるのかもしれませんが、自分の事を知る段階の子ども達には、まだ難しいようです。

これから少しずつできるようにしていきたいと考えています。
児童支援最大化バナー

どうしたら子どもが安心して社会に出られるのか

「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030016854
子どもが不安定な時期に、私は不安と焦りから早く自立させたくて「いつかは私がいなくなる。だから貴方も自立していかないといけないんだよ。頑張らないと。」と伝えた事がありました。

この話を聞いた子どもの様子は、納得していない様子でした。

その言葉は子どもを追い詰めただけでした。

私の声かけの失敗を期に「私が子どもの立場なら、どうしたら安心して自立できるだろう?」と考えました。

分かったのは、見守られている安心感でした。

失敗してもやり直せるという安心感、そして自分は大丈夫だという自尊心が、安心して社会に1歩踏み出せる気力になるのでは?と考えました。

今できること

「発達障害のある子どもの自立」就労へ向け準備したいこととは?の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11030016856
私が日ごろから意識して取り組んでいること、それは、子ども達が日常の中で失敗した時「いい経験したね。次から○○だね!」と、その失敗から学べるような声かけをすることです。

そして、私が関わる仕事の「楽しいところや達成したら嬉しいこと」を日常の中で少しづつ伝えています。

子供たちに、働く事の意味がいずれ伝わればいいな、と考えています。

自分の将来像を描くことが難しい子ども達に、私がこれからやりたいこと。

それは、出会う人々の働きぶりから「いろいろな働き方や職業があること」を伝えていくことです。

子どもがどんな仕事につけるのか、一般就労なのか、支援施設なのかはわかりません。

それでも、いつか子どもが動き出した時には、笑顔で背中を押したいと思います。
大人のアスペルガー症候群、アスペルガー症候群での仕事での困りごとや対処法まとめ【専門家監修】のタイトル画像

大人のアスペルガー症候群、アスペルガー症候群での仕事での困りごとや対処法まとめ【専門家監修】

児童支援最大化バナー


年齢別でコラムを探す


同じキーワードでコラムを探す



放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

放課後等デイサービス・児童発達支援事業所をお探しの方はこちら

コラムに対する投稿内容については、株式会社LITALICOがその内容を保証し、また特定の施設、商品及びサービスの利用を推奨するものではありません。投稿された情報の利用により生じた損害について株式会社LITALICOは一切責任を負いません。コラムに対する投稿内容は、投稿者の主観によるもので、株式会社LITALICOの見解を示すものではありません。あくまで参考情報として利用してください。また、虚偽・誇張を用いたいわゆる「やらせ」投稿を固く禁じます。「やらせ」は発見次第厳重に対処します。