「哺乳瓶からは飲めるのに…」授乳で苦労した私が今言えること
ライター:ニャンタ
哺乳瓶なら飲めるのに!吸う力がなかった息子との七転八倒な日々。そこから気づいたのは子育て全般に言える大切なこと。
一体どうして…
「哺乳瓶では飲めるのに、おっぱいからは全く飲めない。」
私の息子は、まさにこんな状態でした。
入院中、授乳の前と後には、体重計に乗せて変化を計ります、でも授乳後に計っても数グラムしか変わりません…。
何回授乳しても。何日たっても。私は授乳時間が近づくことがどんどん怖くなっていきました。
でも、哺乳瓶であたえると、ゴクゴクと上手に飲むのです。
私の息子は、まさにこんな状態でした。
入院中、授乳の前と後には、体重計に乗せて変化を計ります、でも授乳後に計っても数グラムしか変わりません…。
何回授乳しても。何日たっても。私は授乳時間が近づくことがどんどん怖くなっていきました。
でも、哺乳瓶であたえると、ゴクゴクと上手に飲むのです。
「ちゃんと出るおっぱいにしなきゃ」
後日、息子は「協調運動障害」と知りました。
その頃も障害が原因で、極端におっぱいから飲むのが苦手だったのかもしれません。
でも当時の私はとにかく自分が悪いせいだと思い、時には泣き続ける息子に呆然としながらも授乳をし続けました。
哺乳瓶で飲み息子を見ながら、自分を否定されたような気持ちになり、「もっとちゃんと出るおっぱいにしなきゃ」と私は必死になりすぎていました。息子が泣くことが怖くなり、授乳時間はまるで拷問のよう。
「赤ちゃんには母乳がいい」という言葉が、頭のどこかにあったからかもしれませんね。
その頃も障害が原因で、極端におっぱいから飲むのが苦手だったのかもしれません。
でも当時の私はとにかく自分が悪いせいだと思い、時には泣き続ける息子に呆然としながらも授乳をし続けました。
哺乳瓶で飲み息子を見ながら、自分を否定されたような気持ちになり、「もっとちゃんと出るおっぱいにしなきゃ」と私は必死になりすぎていました。息子が泣くことが怖くなり、授乳時間はまるで拷問のよう。
「赤ちゃんには母乳がいい」という言葉が、頭のどこかにあったからかもしれませんね。
息子は成長!自力で飲めるように。でも…
でも、そんな生活を半年も続けていたら、息子は母乳を自力で飲めるようになったのです。
体の成長や、日々の練習のおかげで吸う力がついたのでしょう。
しかし、その時のわたしは、息子の成長にしっかりと気付けていなかったのです。
「また飲めなくなるかもしれない…。その時のために備えておかなくちゃ…。」そんな気持ちで一杯でした。
体の成長や、日々の練習のおかげで吸う力がついたのでしょう。
しかし、その時のわたしは、息子の成長にしっかりと気付けていなかったのです。
「また飲めなくなるかもしれない…。その時のために備えておかなくちゃ…。」そんな気持ちで一杯でした。
昔の私に1つアドバイスできるとしたら。
「ミルクを飲んで息子がゆっくり眠れるなら、母乳じゃなくてミルクでもいいじゃない。そして、今度はあなたが休みましょうよ。」と伝えたい。
やつれた顔をして、一刻も早く終われと思いながら授乳をしている母親でした。
そんな私との授乳時間は、息子にとって心地よい時間になっていたでしょうか?
答えは間違いなく「NO」だと私は思います。
哺乳瓶ではなく授乳で飲めるようになったことは、息子にとっていい成長だったかもしれませんが、親子のコミュニケーションと考えると、お互いにハッピーな時間ではなかったのです。
「ミルクを飲んで息子がゆっくり眠れるなら、母乳じゃなくてミルクでもいいじゃない。そして、今度はあなたが休みましょうよ。」と伝えたい。
やつれた顔をして、一刻も早く終われと思いながら授乳をしている母親でした。
そんな私との授乳時間は、息子にとって心地よい時間になっていたでしょうか?
答えは間違いなく「NO」だと私は思います。
哺乳瓶ではなく授乳で飲めるようになったことは、息子にとっていい成長だったかもしれませんが、親子のコミュニケーションと考えると、お互いにハッピーな時間ではなかったのです。