こんにちは、LITALICOジュニア京橋教室です。
感染症が猛威を振るう中で、各ご家庭でお子さまの看病には様々な工夫をなさっておられることと思います。
今回は、保護者さまからよくご相談がある、感染症にかかったときのお悩みとその対応についてお伝えできればと思います。
① 「自分も感染しているから、とにかくつらい。」
「早く回復するように看病したいのに、できない!」
など、1つ目は保護者さまの休養方法についてです。
こちらに関しては是非専門家である医療機関の方々へ、 【お子さまのボーダーラインを聞いてみる】方法をお伝えすることがあります。
「子どもに早く良くなってほしいのですが、優先順位が難しいので、今回の感染症で特に気をつけることはありますか。」等と質問することで、
「下痢を繰り返すから、水分補給だけはこまめにしてね。」「今回の病気は、お薬を必ず全て飲みきってね。」「体力を使わせず休養を十分にとって。」等返答がいただけることもあります。
最低限することが分かることで「ここは目を瞑ろう!」と保護者さまの負担を軽減し、看病に対応し易くなることもあると思います。
②「食後、粉薬を飲みやすい団子状にできる暇なんてない!」
「湯冷ましをいやがる!」
など、お薬の飲ませ方についてです。こちらのお声に関しても医療機関でのご相談で有効な情報を得られることがございます。
例えば
「お薬は、湯冷ましでなくても、コクのあるアイスクリームと一緒だと飲めるお子さまもいらっしゃいます。」
「一緒にジュースと飲ませる方法もあるけど、乳酸菌飲料は、苦味が出て苦手なお子さまもいらっしゃいますので留意が必要です。」
「服用ゼリーもメーカーをかえれば飲めることもありますよ。」
「大人と一緒に少量味見をすることで、全量飲み切ることができるお子さまもいらっしゃいます。」
等がございました。
③ 「跳んだりはねたり発散したがっている!」
など、家での安静な過ごし方についてです。こちらに対してお話することに関しては
「こういう時のために、食事やおもちゃも「とっておき」を用意しておくこともいいです。」
「いつもより、ちょっとグレードアップしたシール帳、好きなキャラクターのボードゲーム等を、普段からストックを作っておくと、発病時に役立つことも……。」
「フラストレーションたまるなら、紙を破く方法も有効かもしれません!」
等がございます。
このようなそれぞれの困りへ、お子さまが発病中に対応することは難しいですよね。
医療機関を受診する機会を是非活用していただき、その時に相談することも1つの手かもしれません。
ご負担のない範囲で、医療機関や療育先へ相談して、お子さまの療養期間の過ごし方や、保護者さまの休養時間の捻出へお役立ていただけたらと思います。
病気の際のちょこっと情報(ご相談の例から)
教室の毎日
23/02/28 21:44