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こども基本法と療育のつながり1(相談支援研修)

研修会・講演会
 こんにちは!LITALICOジュニア京橋教室です。
「こども基本法」少し前から耳にすることが増えたかもしれません。
今回は大阪府の相談支援の研修で取り上げられた「子ども基本法」についてお話いたします。

内容は
①いつから始まるの?
②似たような法律なかったっけ?
③なぜ?なにが?制定されるの?
④よく議題に上がっているのはなぜ?
⑤児童発達支援で変わることはあるの?
⑥ざっくりと どんな法律なの?
と、6項目あり数回に分けてお話できればと思います。

①【「こども基本法」は、いつから始まるの?】
 2023年4月1日に日本で施行されます。
2022年に可決され、こども家庭庁設置法とも関連して進められた経緯があります。
「子どもの権利を保障する法律」とも呼ばれていました。

②【似たような法律なかったっけ?】
 現在の日本の子どもに関する法律は、児童福祉法・児童虐待法・母子保健法等があり、この中に子どもの「権利」を主に扱った法律はありません。
「労働基準法」で言えば、子どもに関わる記載がありますが、労働時間の制限・使用者の義務について取り扱っており、子どもを主体とした権利についてではありません。
 世界的には子どもの権利に関して「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」があり、196か国が批准しています。日本は109番目に署名し158番目に批准しています。これが世界的に遅いかどうかということも論点にされてきたようです。
 この条約は今回の子ども基本法に大きく関連しており、後述の【なぜ?なにが?制定されるの?】へ記載しております。
京橋教室のような障がい児通所施設に関して、子どもに関する法的な整備と言えば、令和3年全国に先駆けて大阪府は差別解消のための合理的配慮が義務化になったことがあります。

次回は
③なぜ?なにが?制定されるの?・④よく議題に上がっているのはなぜ?
についてお伝えいたします。

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