こんにちは、LITALICOジュニア三宮教室です。
少しずつ肌寒い夜になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今日は「ヘルプ要求」に関してLITALICOジュニアで行っている支援のお話です。
まず、ヘルプ要求とは、「困ったときに周囲の人に助けを求めること」です。
お子さまのことをよく知っている大人であれば、困っているお子さまを見たときに「これに困っていそうだな」と想像して助けてあげることができます。
しかし、お友だちがたくさんいる集団の中で、『プリントで分からないことがある』『筆箱がない』などの困った状況になったとき、自分の状況を周囲の人に伝えて助けてもらう必要があります。
そんな時に「手伝って」「わからないから教えて」と自分から伝えるスキルがあると、周囲の人の助けを受けながら活動することができ、『できた!』『またやってみよう』に繋がります。
LITALICOジュニアでは、お子さまが自分からヘルプ要求できるようになるための支援を行っています。
・『授業中困ったとき』の紙芝居では、『筆箱に鉛筆が入っていないことに気がついた』などのイラストを見て状況を説明し、お子さまと一緒に<こんなときどうすればよいか>を考える
・はじめの会で、「分からないことがあるときは、手を挙げるよ」「難しいときは、手伝ってだよ」とお約束確認をする
このように事前に確認しておくことで、実際に困ったとき、「なんて言うんだった?」「どうするんだっけ?」の声掛けでヘルプを出すことができる場面が増えます。
事前のお約束確認がない状況でも「手伝って」と自分から言えるようになった後のステップとして、『何に困っているのか』『どこを手伝ってほしいのか』を具体的に伝える練習をしていきます。
困りを感じた際の対処法や伝え方を、個別や少人数での授業で練習し、さらにプレイタイム(集団活動)でも練習することで、園や学校の大人数の集団で自分から助けを求めることができるようになっていきます。
教室では、お子さま一人ひとりに合った授業ができるよう、教材を工夫して使用しています。
LITALICOジュニアのオリジナル教材はこの他にもたくさんありますので、またご紹介させていただきますね(^^)
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教室の毎日
24/11/18 17:59