「自信をつけよう 仲間をつくろう 夢を描こう」をスローガンに
学習・運動・感性教育の三つの軸で身に付ける
学習力・コミュニケーション力・生活力・社会生活力の4つの力
放課後等デイサービスびおら 児童発達管理責任者の岡部悠介です。
2020年は、誰も経験したことがない、想像していなかった生活を経験しました。日々見えない不安の中、気を張り、生活リズムが変わり、あっという間に1年が終わろうとしています。
イベントができない、みんなでワチャワチャ出来ない…
時には「もぉー!!!!ワイワイしたーい!」と発散したくなる。
しかし、そんな中でも子どもたちは成長し続けていました。
それぞれ予定の変更やイレギュラーが苦手でありながらも、適応しようとする力に私たち支援者が支えられていました。
受験を控えた中学3年生。中学3年生という貴重な時期に上手くスタートを切れず、中学校生活最後の思い出行事が中止になっていく一方で、受験は例年通りに行われる。
二重三重とイレギュラー続き、結果自分たちでイレギュラーを作り出す悪循環に一度は入るものの、それぞれの持つ力で乗り越えようとしています。
また高校3年生も、進路を決めなければと迫ってくる現実…
何が正解なのか…保護者も悩む時期、また社会という思った以上の壁(?) 求められるスキルに戸惑いながら小さく一歩一歩確実に進んでいます。
思うようにならない、思うようにできない日々だからこそ、支援の在り方、私たちの役割について改めて考えさせてもらえた時期になりました。
日々の積み重ねが関係性をつくり、年数をかけて信頼関係を構築することができる。
1年や2年では信頼関係はできないということ。
特に思春期の子供たちは、心と体のバランスを崩しやすく、いろいろな感情が芽生え、感情に気づき、自分で行動をしようと挑戦する。その行動が合っているか、間違っているかではなく、自分で考えた結果であること。私たちは、まず、そこを認めていく必要がある。
もちろん間違った判断をすることもある。しかし、間違えか否かを自身で考えることが必要です。それは、子どものうちに、今のうちに経験しておく必要がある。
思春期は「周囲の影響を受けながら自我の確立をしていく」大切な時期であること。
だから、私たちは親でもなければ教育者でもない一人の人(大人)として彼らと接していくのです。
先日ふと思い出したのですが…
皆さんの中学生時代の夢は何でしたか?
中学時代に描いた夢って色々な形を変えながらも実現してないですか?
また、ふと「やってみたいな」思うことって関係してないですか?
それだけ貴重な時期なのでしょう。
びおら開設し6年目。
卒業後の事をよく考える機会に恵まれている。
・卒業後にどのようにつながり続けていく事ができるのか
・びおらで身に付けることができる力はなにか
・社会で求められるスキルはなにか
・今の時期だからこそ何が出来るのか。何を大切にしていく必要があるのか
子どもたち、保護者のみなさま、地域の方々、同業者の皆様、行政の方々の知恵をお借りしながら、2021年も新たな取り組みを行いながら、笑顔あふれるリアン文京そして、放課後等デイサービスびおらにしていきたいと思います。
2021年もどうぞよろしくお願い致します。
2020年ありがとうございました。
教室の毎日
20/12/31 22:14