【夢門塾白楽】
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雨が降り続いて、各地で災害が発生しています。
被害にあわれた皆様、心よりお見舞い申し上げます。

白楽教室も雨。
どうしても、室内での活動が多くなります。
今回は、「ほめたいかい」。
ホワイトボードで確認するお子さんたちは、
「ほめたい　かい？」
「ほめたい　会？」「ほめ　大会？」
「ほめる会だね」と、何となく想像できたようです。

３～４人のグループに分かれて、
３分間、一人のお子さんの「良いところ」をたくさん出し合って記録し、
「良いところ」がたくさん見つけられたチームの勝ち、というゲームです。

良いところ、何でもいいのですが、
「かっこいい」「かわいい」「明るい」「おもしろい」から、
「字がきれい」「でんしゃはかせ」「つくえをふくのがじょうず」など、
個々をよく見て、意見を言ってくれている姿をたくさん見かけました。

大会の結果は、「全チーム優勝」です。

「ほめてのびる」なんていうと、
「甘やかしている」「そんな綺麗事は通用しない」と、
ご批判を頂く事もありますが、
「ほめて伸びる」人は世の中、一定数います。
（もちろん、いけないことをした時には、
しっかりと注意・指導しますのでご安心ください。）

行動・言動が目立ってしまい、ほめられる体験が少ない、
注意欠如多動症や、軽度発達障害などをお持ちのお子さん方にとって、
「肯定されるという体験」を重ねることは、「自信を持つ」ことに直結します。

上手にできなかった→何か言われるのが怖い→自信が持てない
→取り組みに手が出せない→消極的→注意を受ける
→余計に自信が持てない、、、　
なんて、悲しいですよね。

白楽教室では、メリハリをつけながら「ほめる」を大切にしています。
理由のない「ほめ」ではなく、
お子さんの行動や言動、心遣いについて、良かったことは、ほめます。

お子さん同士でも今回のプログラムで、
相手の悪いところに着目するのではなく、よい点に注目できるように、
「視点」を変えていく狙いがあります。

「ほめたいかい」を終えたみんな、すごく良い表情で、穏やかです。
今日は、お互いの良い点に注目して、自分もほめてもらったという体験を、
全員が経験して、白楽教室から帰っていきました。

相手を慮る・尊重する心を育む場でありたい。
そして、「自分のことを正当に見てもらえる」と、
お子さんたちが安心して過ごせる環境を提供したい。

今日も教室は、「白楽教室に通いたい！」というお子さんたちでいっぱいになります。

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いとう