【夢門塾白楽】
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かるたづくりをしたときに、
職員が撮影した写真の中に面白い札がありました。

「みんながきらいなたべものはにんじん」

お子さんたちは、「苦い」「すっぱい」「からい」物は、だいたい嫌いです。
食品が傷んでいたり、毒性があるかもしれないと思われる味として、
これらの味を感じた時には、自然と拒否感が出るものです。
たしかに、ニンジンは生の状態だと香りが強くて、
苦手と仰るお子さんが多いですね。

初めて口にしたその味やかおりを、
お子さんたちはよく記憶して好き嫌いを判断しますが、
何かのきっかけで食べられるようになるかもしれません。

白楽教室の調理活動では、
様々な具材を使用し、
味付けも「おうちの味」とは異なることがあります。

小さなころから「色々な食べ物を食べる」体験をし、
多種類の食材や料理・味やにおいに触れ合うこと。

飽食の日本で、嫌いなものを無理に食べなくても、
空腹で仕方がないという事はなく、代わりに他の食品から栄養がとれ、
とてもありがたいことに、不自由することはありません。

でも、今この瞬間にも、
世界のどこかで飢餓に苦しむ方々がいらっしゃる事も事実。

日々、食べ物に対し、「ありがとう」という感謝の心を忘れないように、
「いただきます」に気持ちを込めて、今日もおいしいお弁当をいただきます！

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いとう