入梅の候、いかがお過ごしでしょうか。
白楽教室は、年度替わりでの入れ替わりもなく、おかげさまで「満員御礼」の状態が続いています。
イトウは公私ともに忙しい日々を送り、白楽教室のブログはすっかり「ミワ」にお任せ。
久しぶりに重い内容を書きたくなりましたので、勝手に書かせていただきます。
5月の連休明け頃から、現・年長さんのご家族様よりご相談の連絡をいただくようになりました。
「早めに放課後デイを見学したい。」
皆さん、小学校が始まると同時におうちでの過ごし方も変わるので、早めに放課後デイの様子を見学したいですよね。
でも、せっかくご見学いただいても、送迎ができず通所に至らないお子さんも多くなっています。
既存のお迎えルートが、3台とも、5時間目・6時間目、同じ小学校へ2回、出ている関係で、新しく小学校へのお迎え便を設定できず、、、。
さて本題、タイトルは「先送り」です。
「早期療育が重要です」と、療育センターで習い、それを実践して、児童発達支援の施設に通ったり、ご理解の深い幼稚園や保育園に通ったりと、小学校入学までの間、多くのみなさんが、熱心に療育に取り組まれています。
お子さんが小さなうちは、どんな療育が合っているのか、その効果ってどれくらいなのか、不安も大きいことと思います。
様々な支援機関からのアドバイスや療育の中で、お子さんの特性がだんだんわかり始め、個々に合った療育受けながら、小学校へあがってから困らないように入学に備えます。
でも、小学校に入ると、「一般級に転籍希望。遅くても2年生から移ります。」と、個々に合った学習の場(支援級)から、三十余名に対して1名の教員しかいない、一般級の教室へ、早々に転籍を希望されます。
理解の深いクラスメイトや、担任の先生に巡り合えば、また、学習面での心配がなく、ちょうど良いタイミングでの転籍となれば、その後の不安も少ないのですが、、、
「学年が上がってきたら、だんだん難しくなってきて、学習が追い付かないんです。」
「クラスで嫌なことがありました。でも担任の先生は特性への理解があまりないみたいで。」
「小さいうちは気にならなかったんだけど、お友達と自分が何か違うと、本人が気づき始めて。」
「最近、クラスが変わったら、周りのお友達がなんだかよそよそしく感じます。」
本人の希望で転籍しても、クラスメイトからの理解がなければ難しいですし、学習についていけなければ本人がつらいのですが、他の事は差し置いて、「取り急ぎ転籍」が目的となってしまうご家庭もあります。
小学校での転籍=中学校で一般級=普通高校への進学、という流れを目指していることと思いますが、途中で考え直して、高等特別支援学校へ進学し、楽しく元気に登校しているお子さん、就職が決まったお子さんもいらっしゃいます。
支援学校では、特性に合わせた様々な学習や、現場実習があり、卒業と同時にすぐに働ける、というところまで取り組んでくれます。
私立普通高校へ通うお子さん。
普通科高校なので、数学Ⅰ、公民、言語文化とか、当たり前ですが普通に出てきます。
私立の高校は、基本的に「卒業後は進学」を勧めます。
早ければ、高校入学と同時に、進学先の学校見学を課題として課す学校もあります。高校卒業時の求人・就職先があまり多くないという事情もありますが、「高校は通過点と捉えてもらいたい」、という思惑が見え隠れしています。
一番困ってしまうのが、「自分の特性・適性を知る機会」や、「働くための学び」が全くない状態で、「自分に向いている仕事を選択して、就職先を決めること」。これは、かなり厳しい。
他方で、高等特別支援学校に通ったお子さん、3年間で「働く意味」や「自分の特性に合った仕事」をしっかり学び、満を持して正社員として就職しました。
早期療育は、できるだけ早く始めたけれど、せっかく早く始めた療育・個別支援学級での安定的で特性に合った学びを早々に終わらせて、世に言う一般的な学級・進路にかじを切りたい。
とても難しい選択だし、どちらが良いとか、軽々とはお話しできません。
それぞれの特性や学習状況、ご家庭のお考えですので何とも言えませんけれど、
高校を卒業するときに、就職先がない、やりたい仕事がない、かと言って進学はしたくない、または難しい。
要所で「問題の先送り」をしてしまったがために、「選びようがなくて、在宅」となるお子さんもいらっしゃいます。
たかが週に1・2回の放課後預かりの職員ですから、お子さんの進路・人生のそんな重要なことには、口を出さないでほしい、と言われればそれまでですが、実際に目の前で「そっちを選ぶんだ、、、」、そしてのちに、「やはり、、、」という想いを何度もしてきました。
最終的には、楽しく元気に過ごせれば、何の問題もないのですが、予測できる嫌なことや苦労は、事前にお知らせして、極力回避できるような支援をしたい、という気持ちはいつでも持って、皆さんと接しています。
何か、漠然としたものでもいいです。選択に迷いがあったり、気になること、
「普通はそんなこと、聞かないよね」なんていうことがありましたらいつでもご相談ください。
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最後までお読みくださいさいまして、ありがとうございます。
イトウ
白楽教室は、年度替わりでの入れ替わりもなく、おかげさまで「満員御礼」の状態が続いています。
イトウは公私ともに忙しい日々を送り、白楽教室のブログはすっかり「ミワ」にお任せ。
久しぶりに重い内容を書きたくなりましたので、勝手に書かせていただきます。
5月の連休明け頃から、現・年長さんのご家族様よりご相談の連絡をいただくようになりました。
「早めに放課後デイを見学したい。」
皆さん、小学校が始まると同時におうちでの過ごし方も変わるので、早めに放課後デイの様子を見学したいですよね。
でも、せっかくご見学いただいても、送迎ができず通所に至らないお子さんも多くなっています。
既存のお迎えルートが、3台とも、5時間目・6時間目、同じ小学校へ2回、出ている関係で、新しく小学校へのお迎え便を設定できず、、、。
さて本題、タイトルは「先送り」です。
「早期療育が重要です」と、療育センターで習い、それを実践して、児童発達支援の施設に通ったり、ご理解の深い幼稚園や保育園に通ったりと、小学校入学までの間、多くのみなさんが、熱心に療育に取り組まれています。
お子さんが小さなうちは、どんな療育が合っているのか、その効果ってどれくらいなのか、不安も大きいことと思います。
様々な支援機関からのアドバイスや療育の中で、お子さんの特性がだんだんわかり始め、個々に合った療育受けながら、小学校へあがってから困らないように入学に備えます。
でも、小学校に入ると、「一般級に転籍希望。遅くても2年生から移ります。」と、個々に合った学習の場(支援級)から、三十余名に対して1名の教員しかいない、一般級の教室へ、早々に転籍を希望されます。
理解の深いクラスメイトや、担任の先生に巡り合えば、また、学習面での心配がなく、ちょうど良いタイミングでの転籍となれば、その後の不安も少ないのですが、、、
「学年が上がってきたら、だんだん難しくなってきて、学習が追い付かないんです。」
「クラスで嫌なことがありました。でも担任の先生は特性への理解があまりないみたいで。」
「小さいうちは気にならなかったんだけど、お友達と自分が何か違うと、本人が気づき始めて。」
「最近、クラスが変わったら、周りのお友達がなんだかよそよそしく感じます。」
本人の希望で転籍しても、クラスメイトからの理解がなければ難しいですし、学習についていけなければ本人がつらいのですが、他の事は差し置いて、「取り急ぎ転籍」が目的となってしまうご家庭もあります。
小学校での転籍=中学校で一般級=普通高校への進学、という流れを目指していることと思いますが、途中で考え直して、高等特別支援学校へ進学し、楽しく元気に登校しているお子さん、就職が決まったお子さんもいらっしゃいます。
支援学校では、特性に合わせた様々な学習や、現場実習があり、卒業と同時にすぐに働ける、というところまで取り組んでくれます。
私立普通高校へ通うお子さん。
普通科高校なので、数学Ⅰ、公民、言語文化とか、当たり前ですが普通に出てきます。
私立の高校は、基本的に「卒業後は進学」を勧めます。
早ければ、高校入学と同時に、進学先の学校見学を課題として課す学校もあります。高校卒業時の求人・就職先があまり多くないという事情もありますが、「高校は通過点と捉えてもらいたい」、という思惑が見え隠れしています。
一番困ってしまうのが、「自分の特性・適性を知る機会」や、「働くための学び」が全くない状態で、「自分に向いている仕事を選択して、就職先を決めること」。これは、かなり厳しい。
他方で、高等特別支援学校に通ったお子さん、3年間で「働く意味」や「自分の特性に合った仕事」をしっかり学び、満を持して正社員として就職しました。
早期療育は、できるだけ早く始めたけれど、せっかく早く始めた療育・個別支援学級での安定的で特性に合った学びを早々に終わらせて、世に言う一般的な学級・進路にかじを切りたい。
とても難しい選択だし、どちらが良いとか、軽々とはお話しできません。
それぞれの特性や学習状況、ご家庭のお考えですので何とも言えませんけれど、
高校を卒業するときに、就職先がない、やりたい仕事がない、かと言って進学はしたくない、または難しい。
要所で「問題の先送り」をしてしまったがために、「選びようがなくて、在宅」となるお子さんもいらっしゃいます。
たかが週に1・2回の放課後預かりの職員ですから、お子さんの進路・人生のそんな重要なことには、口を出さないでほしい、と言われればそれまでですが、実際に目の前で「そっちを選ぶんだ、、、」、そしてのちに、「やはり、、、」という想いを何度もしてきました。
最終的には、楽しく元気に過ごせれば、何の問題もないのですが、予測できる嫌なことや苦労は、事前にお知らせして、極力回避できるような支援をしたい、という気持ちはいつでも持って、皆さんと接しています。
何か、漠然としたものでもいいです。選択に迷いがあったり、気になること、
「普通はそんなこと、聞かないよね」なんていうことがありましたらいつでもご相談ください。
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最後までお読みくださいさいまして、ありがとうございます。
イトウ