夏休みもいよいよ終盤戦。暑い暑いと思っていた日中の気温も夕方にはほんのり和らぎ、微かに秋の訪れを感じるようになりました。
毎日子どもたちの様子を見守っていると、「あ、この子、成長してるな〜」と思うことが多々ありまして。今回もそんなお話。
小学2年生のSくん。1年生の時から通っている彼は、利用当初は好き嫌いが多く、食べ慣れていないものにはなかなか手が出ない。またその日の気分によって食べたり食べなかったりを繰り返していました。
それがどうでしょう。昨日はカレーライスをペロリと平らげ、早々におかわり。さらに副菜のキャベツの千切りも2回おかわり。これにはその場にいた職員全員が驚き拍手喝采。「Sくん、すごいね!」と声を掛けるとSくんもまんざらでもなさそう。嬉しかったようです。
港教室の昼食は院内調理で、毎回できたてを提供。その子の個性によって、細かく刻んだり、量を調整したり、盛り付け方を変えたり。Sくんも例に漏れず、そうした個別の「食の支援」が実を結んだのかなと。
バランスの良い食事って、すごく大事だと思うんです。きちんと栄養が摂れていれば風邪もひきにくくなるし、骨も強くなりケガもしづらい。病気やケガをして始めて日々の食事が身体を作っているんだなと実感します。健康な生活を送ることができれば本人も幸せだし、親や周りのお友達も嬉しい。
モリモリ食べるSくんを見てとても幸せな気持ちになりました。
食べす嫌いだったSくんがサラダをおかわり!
教室の毎日
22/08/24 09:19