三連休はプライベートで三重県を旅してきました。
初日はあいにくの雨、というか大雨で、あろうことか大雨警報発令!土砂降りの中、山道を走るのは恐怖以外何者でもなく、場所によっては冠水し、車を走らせると激しく水しぶきをあげることも。
山の斜面からは、明らかに土砂崩れの前兆と思われる茶色い水がところどころ吹き出していて、さらに恐怖を煽る。
いつ車が水没してもおかしくない状況、いつ土砂崩れが起きるのかという不安、そしてそれらが起こった時に果たしてこの大雨の中助けは来るのか?という見通しの立たない不安。
一歩間違えれば死んでしまうのではないかという今まで味わったことのないような恐怖を覚え、自然の怖さを目の当たりに。気づくと手のひらにびっしょり汗をかいていました。
それでもどうにか命からがらホテルに到着し、事なきを得ることができました(ホッ)。あ、それでもロータリーは冠水していましたが。
後で聞いた話によれば、なんと自分たちが通ってきた道は数時間後に土砂崩れが発生し、通行止めになったとか。幸い怪我をされた方はいなかったそうで、まさに不幸中の幸い。
みなさまくれぐれも雨の山道はお気をつけ下さいませ。
さてさて自然の怖さを実感したところで、本日はKくんの支援についてお話できたらと思います。
Kくんは現在高校3年生。小学生の頃から通っていて、一言で言えば「恋多き男」。その時々で気になる異性がいて、一途にその娘のことを想い続ける傾向にあるのです。
今も気になる異性がいて、その娘のことを考えただけで表情が緩み、嬉しくてたまらないといった様子。実に健全な高3男子なのです。
でも、その好意とは裏腹に嫉妬心も強く、自身の思い通りにいかない時はイライラしてしまうことも。思春期特有の鬱憤も重なって、時には周りのお友達が引いて見てしまうほどイライラすることも。
そこでKくんに提案したのが「イライラ吐き出し袋」。と言ってもただのビニール袋なのですが、イライラしているKくんにビニール袋を渡し、ここにイライラした気持ちをたっぷり吐き出したら、自分で膨らませて割るというもの。
一見、子どもだましに見えるかもしれませんが、これが意外と効果的で、Kくん自身も何度かやると気持ちがスッキリしたのかみるみる表情が穏やかになるのが分かりました。
イライラを抑え込むのではなく、とにかく吐き出してスッキリさせちゃう大作戦。ビニール袋はまだまだたっぷりあります😄
イライラはビニール袋に吐き出してスッキリ!
教室の毎日
22/09/26 22:57