こんにちは!
5月もそろそろ半ばに差し掛かり、冷え込む天気の日が目立ち始めたように思います。
6月に近づいていくにつれ、雨の日も多くなると思われます。
雨に伴って低気圧に覆われる日も続くと予想されますので、お子様の体調や気持ちの変化にはいつも以上に気を付けてあげてください。
話は変わりまして、皆さまはお子様とのコミュニケーションどのように取っていますか?
食事の時間だったり、一緒にリビングでのんびりしている時間だったり、色んな場面があるかと思いますが、しかし自己表現が苦手なお子様は中々自分のことを伝えられないことも多いと聞きます。
また、思春期入り始めのお子様は親に自分のプライベートなことを離すことを恥ずかしいと感じ始めていたり、プライベートへの干渉を嫌って拒否的な態度を取ったりすることもしばしばです。
そうでなくとも、他人と話すことに苦手意識があるお子様も多いのではないかと思われます。
そこで活躍するのが『ゲーム』です!
特にボードゲームなどは元々”多人数”が”会話を交えて”、”同じものを遊ぶ”ことを前提として作られています。つまり「一度に」「複数人」と「共通の話題」でコミュニケーションを取るにはうってつけのツールなんですね。
例えば「人生ゲーム」は止まったマスごとにいろんなイベントや金銭の処理などが行われます。イベントの内容で一喜一憂したり、金銭の処理の際に銀行役の人とお金の受け渡しをしたり、コマの進退で競争したりとゲーム中様々な感情や会話が現れてきます。また仮想的な人生体験をすることで、「将来こうなりたいな」と言った人生観について自然と話題にすることもできたりします。
トランプなどのカードゲームも有用です。トランプのゲームの中にはブラフ、つまり嘘を交えたやり取りをするものもありますので、相手の身になって考える力を養うこともできます。
そうしたゲームの中で行われるコミュニケーションから、少しずつ日常の会話に発展させることで自然とお子様が話しやすい雰囲気を作っていくことが出来ます。
コロナによる巣籠需要から、ボードゲームなどのアナログゲームに今注目が集まっています。
部屋にいながら、誰かと一緒に、楽しい時間を過ごすことの出来るこれらのゲームはお子様が楽しみながらコミュニケーションやルールを守ることの意義を体験することが出来ます。
また、発達障害の児童に対して”療育”としてこうしたアナログゲームに効果があるのではないか、という研究もされており、実際に効果が上がった例もいくつかあるそうです。
スタディでも今後色んなゲームをご用意させていただき、お子様たちと楽しみながらコミュニケーションや自己表現を学んでいけたらと思っております。
☆スタディ☆ゲームでコミュニケーション!
教室の毎日
21/05/13 11:18