【はぴねすスタディ柿生】「試し行動」について
教室の毎日
24/10/03 19:31
こんにちは!
当事業所にご興味を持っていただきありがとうございます!
はぴねすスタディ柿生です。
朝晩すっかり暑さが和らぎ、秋らしい気候になってきましたね。銀杏の葉の色づきや金木犀の香りなど、季節の移ろいを五感で感じられる今日この頃…日中はまだ暑い日もあるので、寒暖差にお気をつけてお過ごしください。
今回はご家庭での困りごとについてお伝えしていこうと思います。
内容は「試し行動について」です。
試し行動の種類や程度は一人ひとりのお子様や状況により異なりますが、暴言、周囲の人を叩く、物を投げる、食べ物をこぼすなど、大人の注意を引く行動です。 試し行動は保護者や教員など、身近な大人に対してとる場合が多いとされいてるので、ご家庭での困りごとにあがることが多いものです。
Qなぜ試し行動をするの?
A試し行動は「自分が愛されているか」「どこまで許されるのか」を確認することが目的です。子どもたちの成長や発達、自立にとって重要な過程であり、人間関係や環境への適応力を身につけるために必要な行為と言われます。しかし、試し行動が過剰になると周囲の人に悪影響を与える場合もあり、適切な対応が求められます。
<試し行動の例>
過剰に甘える
物を意図的に壊す
周囲への暴力行為
わざと無視するなどもあげられます
試し行動の要因は「愛情の確認」「変化に伴う不安」などが挙げられます。お子様が試し行動と思われる言動をとったときは、よいことといけないことの線引きをはっきりとさせることが大切です。どのような感情や目的で試し行動を行っていても、「ダメなものはダメ」と伝えておかなければ、善悪の判断ができなくなる可能性があります。また、子どもはスキンシップを通して愛情を感じると言われているため、お子様と触れ合う時間を増やす事も愛情の確認や安心感を育むために有効とされています。
逆に、過剰に叱責したり子どもの気持ちを真っ向から否定したりする事は、お子様の心を傷つけ、試し行動の悪化に繋がる恐れがあります。気持ちを受け止めて愛情をしっかりと伝えると、お子様も安心し、試し行動の緩和に繋がるのではないかと考えます。
スタディでもお子様に対する言葉かけを統一したり、否定から入らずまず受容する、異性の職員との距離感を適切なものに修正していくなど、職員間で共有して対応しております。
保護者様とお子様のことについて、共有していきたいと考えております。
今後も保護者様とお子様のことを日々共有していきたいと考えております。『こんなことを言ったら引かれてしまうかも…』と思われる内容であっても、安心して職員にお知らせください。スタディでもしっかりと共有し、お子様により良い対応を行っていけるよう努めてまいります。お困りのことがございましたら、どうぞ遠慮なくご相談ください。
今後も保護者の皆様にも安心してお預けいただける事業所を目指して精進して参ります。
当事業所にご興味のある方の見学、ご相談等随時受け付けております。お気軽にご連絡ください。お待ちしております(TEL : 044-322-0666)