こんにちは!
今回はDCD(発達性協調運動障害)についてのお話です。
DCD(発達性協調運動障害)とは、「協調」という脳機能の発達に問題があるために、日常生活に支障が出てしまう発達障害です。
具体的には、運動や動作のぎこちなさ、姿勢の乱れなどが目立ちます。
「協調」とは、視知覚・触覚・固有覚(自分の体の動きの認識)などの身体の内外から絶えず入ってくる多くの情報をまとめ、運動や動作に反映する「脳」の一連の機能です。
この機能では、本人の運動企図(何をしようか)・運動計画(どのようにしようか)に基づいて、身体の動きの速さ・強弱・タイミング・正確さ・姿勢やバランスなどを適切にまとめて運動・動作に反映し、体の動きを微調整していきます。
すきっぷのSAQトレーニングは、マット・ハードル・ラダーの3種類の動作構成で、ステップの幅や回数、身体の向きが異なります。
運動機能の向上を目的とし、前述した「協調」はもちろん、3種類の動作の順番を覚えながら実行することで、ワーキングメモリも鍛えていきます。
色々な動作を身に付け脳機能の向上ができるように、引き続き指導していきます。
DCD(発達性協調運動障害)について
研修会・講演会
24/07/11 13:07