ありがとうございます。

先日、マイスペ4店舗が集まってマラソン大会がありました！

コロナ禍真っ只中でマイスペに入った私は3年勤めていても4店舗合同レクはこれで2回目です。

沢山の子ども達とスタッフが集まって楽しそうにしている姿を見ているだけで感慨深い気持ちになりました。


さて本日担当だったTくん。

あまり走ることが好きなイメージはなく、今日も軽く一緒に走れればいいかな~くらいに思っていました。

ところがT君が大好きな指導員Aさんのパワーでやる気がUPしていたので、これはもしかしていけるんじゃないか？！と思いつつ、「よーいスタート！」の合図が。

ジョギング位のペースでスタートしたT君。スタートと同時に私はT君と1つの目標を立てました。

それはどんなペースでもいいから「最後まで走り切ること。」

他の指導員からの声掛けもあり、とても調子よく軽快に走るT君。これはもう少し速く走れるな~と思い、少しずつペースを速めながら「今あそこにいる〇〇君まで追いつこう！」と1人ずつ着実に抜いて行き、気がつけばかなり前の方を走っていました。

ですが、残り500m位の所で「キツいです。。」という声と同時に歩こうとするT君の姿が。

T君からすると、かなりハイペースで走ってきて、もう十分な位頑張っていたのを知っていたので歩いてもいいんじゃないかと私自身も思いました。

その時、ふとスタートの時にT君とした約束が脳裏を過ぎります。

「どれだけゆっくりでもいいから最後まで走り切って、お母さんとAさんに頑張ったよ！って報告しよう！」と声掛けすると止まりそうになっていたT君の足がまた動き始めました。


結果的にT君は2kmを走り切り、店舗内で2位という素晴らしい走りでその日を終えました。


子ども達の可能性は大人が思っている以上に無限大です。そしてその可能性を引き出すために私たちはアプローチしていくことが何より大切だな~と学ぶことができたマイスペマラソンでした！

ありがとうございます。