閲覧いただきありがとうございます!
当事業所では、様々な形でトイレでの排泄が自立しないことについてのご相談があります。
魔法のように、すぐに排泄が自立する方法は残念ながら私からもお伝えする事はできません。
このシリーズを通して、少しお子様の気持ちを理解していただくことができたり、お子様のタイプによって、やってみようかなという工夫がいくつかお伝え出来ることを目指したいと思います。
今回は、オムツに排泄をしなれたお子さんにとって、どのくらいトイレで排泄する事に違和感があるものなのか?難しいのかについて考えてみようと思います。
言葉でのやり取りができるようになったお子さんの中にも、トイレでの排泄を拒否するお子さんがいらっしゃいます。
排泄のタイミングは自分で理解しているのにです。このような場合、保護者の方は「できるはずなのに・・・」と言われることが多いです。
でも、実は難しい事もあるのです。
この状況を理解するために、保護者の皆さんも「オムツで排泄してみてください!」
何を!?と思われた方もいらっしゃいますよね。
これを書いている私は、ある認定機関が認めるオムツフィッター2級という資格を持っています。実習では、必ず、自宅などで自分でもオムツに排泄をしてみるのです。ドラッグストアなどで2枚ほどのお試し用紙パンツなどが手軽に手に入りますので是非お試しください。入院などで経験された方はおわかりかもしれません。とても難しいのです! 結局紙パンツのままトイレに座ってみたらやっと出たという人も結構います。しかし、1,2回オムツ内に排泄ができると、途端に難なくできるようになる人がとてもたくさんいます。
排泄は、意識的な調節と、無意識的な調節が両方関わる、なかなかに難しい仕組みです。
大人でも、慣れた排泄方法からまったく違う方法へと変わると、頭でわかっていても難しい事なのです。まして、お子さんにはとても難しい場合があるのです。
トイレに座ったのに出ない。なのにその後すぐにオムツに出た。そんなご経験もあるかと思います。でも、そんなものかなとまずはご理解いただき、決して「さっきトイレに座ったじゃない!」などと感情的に言わないようにしましょう。
言葉の理解が不十分なお子さんでは、排泄したこと自体を怒られていると感じるお子さんもいらっしゃいますので、その後はさらに排泄自立が困難になることもあり得ます。
このシリーズでは、今後具体的な工夫をいくつかご紹介していく予定です。お楽しみに!
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【TODAY東和田】トイレトレーニング
教室の毎日
23/01/27 14:43