児童発達支援事業所
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【TODAY東和田】職員受講の外部研修より

研修会・講演会
閲覧いただきありがとうございます!

当事業所には臨床心理士、理学療法士、社会福祉士、保育士など様々な専門職種がおります。しかし、それだけではもちろん知識や経験が不足しますので、加えて書籍からの勉強や、研修会への参加など会社として行うもの、各自が自己努力によるものに参加します。

今日は職員が受けた外部研修からの話題提供をさせていただきます。

ABA(応用行動分析)という名前をどこかで聞いたことがあるでしょうか?人の行動が増えたり、減ったりする仕組みを分析し、問題になっている行動を減らしたり、好ましい行動を増やしたりするものです。世界の多くの国で、自閉スペクトラム症の早期療育において、ABAは非常に代表的かつ効果が認められている分野です。




例えば・・・

太郎君は手の器用さに問題があり、保育園での工作のレベルが太郎君にあっていません。そんな太郎君は工作の時間にだんだんと落ち着かなくなり、隣の子の工作に手をだしたり、たたいたりすることがあります。すると先生がやってきて「太郎君、だめだよ。もうやらないね」と言います。太郎君はいつも下を向きながら「うん、わかった」と言います。でも、このお友達をたたく行動は増えています。なぜでしょう?

工作の課題が提示される → 隣のお友達をたたく → 先生がすぐに来て「だめだよ」と叱る




こんな時ABAでは、先生が毎回来て叱ること(=先生の注目が自分に向くこと)が強化子(ご褒美)となって、隣の子をたたく行動の頻度は高まっていると考えます。そして、友達をたたくという行動をとらずとも先生のよい注目が得られる仕組みや、そうできるための本人のスキルの改善を計画します。叱られることがご褒美だなんて・・・と思いがちですが、珍しくないケースです。




知的障害の親でもある職員の私は、ABAの国際資格取得する研修に現在参加中です。

その中で、息子をモデルに息子の問題行動を減らすことにチャレンジしています。

息子は食事前に、よく食事を拒否します。そして、なんだかんだと騒いでは、最後は笑顔で食事を食べています。状況によって、もっと遊びたかった、自分が食事を運びたかった、お父さんが先に食べたのが気に入らないなどあります。しかし、このABAの考え方で記録を取り、詳細に見ていくと・・・・見えてきたのはやはり”注目”でした。




親が食事の用意で忙しい → 食事時に気に入らないと怒る → 親が「何がいけないの?」と関わる

(親の注目がない)




注意しても注意しても変わらない・・・・・

どうしたの?大丈夫?などと声をかけてもかけても、ぐずぐずしている・・・

そんな時、問題行動のみに注目しても解決が見えないことがあります。重要なのは問題行動のすぐあとには何が起きているか。

しかし、いきなり注目するのを単にやめると、注目を得るためにさらなる問題行動に発展する可能性が非常に高く危険です。

ご家庭での問題も、職員と相談して取り組むことをお勧めします!













お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

見学、体験も随時行っております。ぜひ気軽に足をお運びください。




お問い合わせは、電話 026-219-6045

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