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知的障害のある息子との生活から、エピソードをご紹介します。
息子の現在の目標は、スケジュールの理解、時間感覚を持ち始めるです。あと10分したら出発する、あと15分で好きなテレビが見れる、あと20分したら食事なのでそれまで遊べるといったことが、視覚的なタイマーを見ながら理解できればいいなと思っています。
そのために、指定の時間までに朝食後のはみがきまで終了したら、好きな動画を通園までの車で見る事ができるとしています。
成功確率があがってきて、毎回成功するという状況になったら、達成基準を少しだけあげるようにしています。毎回成功する=毎回ご褒美がある課題では、人は頑張り続ける事ができないことが多いです。定期的に3回に1回のご褒美など、確定している場合も頑張りは続かないことが多いです。
不定期に、時々失敗してご褒美が得られない。
凄く頑張った時は、いつものご褒美にプラスして追加ご褒美がある。
といった工夫をしておくと、頑張りが続く事が多いです。
私は、追加ご褒美は予告せずに本人が頑張った時には自然と多くのご褒美が得られるようにしています。ご褒美は必ずしも物でなくても、誉め言葉などでも効果がある場合があります。何を嬉しいと感じるか、お子さん次第です。
間に合うかどうかぎりぎりの時、かける声掛けは肯定的なものにしています。
もしくは、タイマーを黙って見せるだけにします。
◎;急いだら間に合うね!DVD見れる!
✕;ほら!急がなかったら、DVD見れなくなっちゃうよ!
ご褒美が得られないかもしれない状況で、さらに否定的な言葉をかけても子どもも感情的になり、反抗してしまうこともあります。
また、一般的に、〇〇しないと、◇◇できない。といった二重否定の文言は多くの知的障害、発達障害のあるお子さんには伝わりにくいです。
笑顔で、肯定的に。そして、目に見える支援を心がけたいと思っています!
お子さまについて、心配事、ご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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24/01/10 16:19