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七夕

教室の毎日
2021.7.12(月)
こんにちは、個別療育を中心に行っております児童はったつ支援室まるソラです。

7月といえば、少し過ぎてしまいましたが七夕ですね。まるソラでも利用者の皆様が短冊に願いを書いてくださいました。また、短冊だけではなく輪飾りや星の飾りも!皆さんとても可愛く作れていますね。(個人情報保護のため一部画像処理してあります)

七夕は7月7日でありますが、この時期は梅雨と言うこともあり、せっかくの七夕なのに天の川が見えないということもままあります。しかし、旧暦だと七夕は8月中旬から下旬にあたるため、晴天であることが多く、月も半月であったため夜10時から11時ごろには沈んで空一面の星がとても見やすくなり、天の川がきれいに見えた、と言われています。現在では七夕とは言われない時期ではありますが、旧暦の七夕であった8月の夜に、空を見上げてきれいな天の川を見ても良いかもしれませんね。
ちなみに、七夕は中国での民間伝承が元になっていると言われています。日本だけではなく、韓国やベトナムなどのアジア諸国、また伝承元は異なりますがフィンランドなどの北欧でも似たような行事があるようです。
日本には奈良時代に伝来し、宮中行事として行われていました。当初は織姫が機織りの名手だったことから、機織りや手芸の上達を願う風習だったと言われています。星に願いをかけるという形は、この頃からみられるものでした。そこから時代が下り、江戸時代になると幕府が公式に七夕の日を祝日と定めたため、庶民の間でも七夕が行われるようになりました。この頃は主に読み書きの上達を願う行事だったようです。そこからさらに時代が下ると、願い事の中身は限定されなくなり、様々な願い事がされるようになっていきました。年に一回、星に願いをして夜空を見上げるのも良いかもしれませんね。


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