7月の暑い時期、はるプラスの活動は、季節や気温に対応した工夫を取り入れるよう注意しています。以下に、具体的な活動例とその工夫を紹介します。
◆室内活動の充実
暑い時期には、屋内での活動を中心に計画します。エアコンの効いた快適な環境で、子供たちが集中して取り組めるようにします。
1. 学習活動
• 基本的な言語スキル: カードや図形を使ったマッチング、名称の認識や発音の練習。
• 視覚的・聴覚的指示の理解: 簡単な指示に従う練習や、絵本の読み聞かせを通じた言語理解の強化。
2. 認知スキル
• パズル: 形や色の認識を促進するパズルゲーム。
• ブロック遊び: 構造を考えながらブロックを積み上げることで、空間認識や問題解決スキルを養う。
3. 社会的スキル
• ロールプレイ: ねんどや水遊びなどを応用して、お店やさんごっこや役割演技を通じて、社会的なやり取りや協力の練習。
• グループ活動: 友達と協力して取り組むパズルやブロック。
◆体を動かす活動
暑い時期でも適度に体を動かすことで、子供たちのエネルギーを発散させます。
4. 室内運動
• サーキットトレーニング: 簡単な運動を組み合わせたサーキットを作り、楽しみながら体を動かす。
• ダンスやリズム遊び、トランポリン: 音楽に合わせて体を動かすことで、リズム感や運動能力を向上させます。
◆保護者との連携
家庭での暑さ対策や活動内容について、保護者と密に連携します。
5. 家庭での実践
• 活動の共有: 家庭でも取り組める簡単なアクティビティや、ABAの原則を共有し、保護者が家で実践できるようにサポート。
• フィードバックの収集: 家庭での様子を保護者からフィードバックしてもらい、事業所での活動に反映します。
まとめ
暑い7月には、室内での活動を中心に、子供たちが快適に過ごせるように工夫します。ABAの理論を活用した多様な活動を通じて、言語、認知、社会的スキルをバランスよく育むことができます。また、適度な運動も取り入れることで、子供たちの健康と学習の両立を図ります。
「はるプラス港南」7月の活動報告
はるプラスだより
24/07/25 18:50