今日は、10月15日(金)のことについて書かせて頂きます。
この日の全体プログラムは「ミッションすごろく」後編(遊ぶ)
だったのですが、その前に、公園に行った話をさせて頂きます。
私たちの教室がある熊谷市は2学期制のため、
学校によっては、今日は学期を分ける秋休みでした。
市外など、そうでない学校と時間差があるため、
早く来た子どもたちを連れて、
群馬県千代田町の「中里公園」に行ってきました。
長いローラーすべり台が人気です。
好きな子は、さっそく滑っていました。
ところが、興味のない子は、全く興味を示さず、
ロープのジャングルジムのような遊具に登っていました。
しばらく高い所に座って休んでいたり、降りてきてバッタ探しをしたり、
鬼ごっこを始めたり、他の遊具にも全く興味を示しません。
大人は、つい、そこのメインであるローラーすべり台に目が行き、
“きっと、皆やりたがるだろう”と、思ってしまいがちですが、
人それぞれ、目につくもの、興味を持つもの、やりたいこと等が
違うのだなあと気付きます。
子どもと接するに当たり、このような先入観にとらわれてはいけないと、
改めて気付かされました。
一方、ひねくれ者は、こうも考えます。
そこにある資源を活用しようという意識が低いのではないか。
先日、別の公園に言ったときに、面白そうな遊具があるのに、
着いたとたんに、「鬼ごっこしよう」と言い出した子がいて、
そのときに感じたのです。
「その前に、まず、どんなものがあるか見てみようよ」と言って、
とりあえず歩き出し、結局ザリガニとりになりましたが、
遊具には目もくれない子も何人かいました。
そこにしかない物、そこでしか経験できないこと、
そういった所に全く目が行かないのは、
もったいないことではないのかなと、つい思ってしまいます。
皆さんはどうお考えでしょうか。
さて、この日の全体プログラムは、「ミッションすごろく」の後編です。
まだ完成しきっていないグループは、急いで完成させて、
グループごとにすごろくを楽しみました。
「2だけは出ないでね」
「しまった、当たっちゃった」等、
声を上げながら楽しんでいました。
ただ早くゴールをすることを目指すというだけでなく、
プラスアルファの楽しみを加えた「ミッションすごろく」。
皆の“仲良し度”が高まったのではないかと考えています。
群馬県 中里公園
教室の毎日
21/10/19 13:47