今日は、10月1日に行った「数字タッチリレー」について
書かせて頂きます。
この日の全体プログラムは、「数字タッチリレー」でした。
どういうゲームかというと、
1〜5の数字カードを、5人の子どもにそれぞれ1枚ずつ、
好きな所にはってもらい、
その後、一人ずつ、
1〜5の順にカードを探してタッチしていくというものです。
どの辺にありそうか予想することは、
ふだん室内をどれだけ観察しているか、
どの辺だと難しすぎず易しすぎないかということを考えられるか、
などの能力に関わります。
そうした力を楽しみながら高めていくのですが、
この日も副産物がありました。
まず、子どもの発想力の発見です。
大抵の子は、机やいす、壁などにはっていきますが、
ある子が、何と、職員の背中へペタッ。
一瞬の出来事でした。
はられた職員は、時折背中を向けたり、くるっと回ったり。
参加している子どもたちの楽しさも倍増です。
そして、もう1つ。
ふだん、集団活動があまり得意でなく、参加できないことも多い子が、
数字カードを渡されたとたん、急にニコニコと笑顔になり、
その後、楽しそうに参加できました。
さらに、別の子は、少し戸惑っている子を心配して、
その子をエスコートしてくれました。
もちろん、職員が指示したわけではなく、
自主的にです。
前にも書いたかもしれませんが、何かの目的を持った活動でも、
その目的以外の、
或いは、その目的以上の嬉しい効果や成長が見られることがあり、
この仕事をやっていてよかったなと思う瞬間です。
これからも、嬉しい発見があるとよいなと思っています!
数字タッチリレー
教室の毎日
21/10/13 14:45