今回は、9月29日に行った「だるまさんがころんだ」について、
私たちの考えを交えて、お伝えします。
この日の全体プログラムは、「だるまさんがころんだ」でした。
最初に室内で、注意事項やルールの確認(写真)をしたあと、
近くの公園に出て、広い芝生の上でやりました。
これからは、気温も下がり、気持ちの良い季節ですので、
なるべく、外に出ようと思います。
<ここに来る子どもたちと運動>
以前にも書きましたが、ここに通ってくる子どもたちには、
何かと制約の多い子も多いです。
運動機能そのものに不自由な面があったり、
身体の協応に苦手なところがあったり、
或いは、ルールの理解や共同作業に難しい面があったり。
そこで、当教室では、
その子その子の苦手な面を乗り越えることができるような活動を考え、
取り入れようと考えています。
例えば、運動機能で言えば、
どの子でも楽しく参加できるような簡単な運動
(ゴムボールを投げて遊ぶゲーム、ピンポン玉をゴムで飛ばすゲームなど)、
また、協応の面で、
新聞紙で作った棒を隣の人から受けると同時に逆隣の人に渡すゲームでは、
視覚記憶と同時に受け取る動作と投げる動作を同時に行います。
(詳しくは9/3をご覧ください)
これらは、主たる目的を持っていると言ってよいかもしれません。
それに対し、全身運動は、運動機能と各部の協応を必要とし、
認知機能の強化にもつながります。
さらに、ゲーム性のあるものは、
ルールの理解や、共同・協調も必要となってきます。
「だるまさんがころんだ」程度の活動でも、
そう考えると、この子たちには意味のある活動だったかなと考えます。
だるまさんがころんだ
教室の毎日
21/10/08 11:59