こんにちは。ハッピーテラス戸畑駅前教室02の原田です。
今回は個別でのトレーニングのご紹介をさせていただいております。
今回ご紹介するトレーニングは「いっしょにあそぼう」の留意点についてです!
お子さんの例を挙げながらご説明できればいいなと思っております。
本日は1例目です。
お友達とものを共有して遊ぶことを目標としているお子さんとのやり取りについてお話しします(^▽^)
お子さんによっては、ほしいおもちゃがあると、お友達がもっているものであっても手を伸ばして取っていってしまうことがあります。
ご本人からすると、ただほしいから手にしただけでも、お友達には「奪われた」と思われてしまうかもしれません。
お友達とのトラブルになってしまい、「とったでしょ」と周りから責められてしまう・・・せっかく楽しく遊んでいたのに、ご本人も悲しい気持ちになってしまいますよね・・・
そんなお子さんとの「一緒に遊ぼう」では、そのような場面を減らし、楽しく遊ぶために、「ちょうだい」「どうぞ」のやり取りをする場面をとりいれます!
・スタッフがモデルとなり、「ちょうだい」の声掛けを知ってもらう。または、絵カードを用いて「ちょうだい」「いいよ」のやり取りを知ってもらう
・手を伸ばしそうになったら、「ちょうだいだね」とモデルを示し、言えたら渡す。(発語がないお子さんは、PECSを行ったり、ジェスチャーでの要求を練習したりもします)
・ちょうだい、の意思表示ができたらおもちゃを手渡し、できたことを一緒に喜ぶ
まずは上記3点から始め、経験を積めるようにします。スタッフの声掛けがあっての「ちょうだい」ができるようになってきたら、ご本人が自分で気づいて要求するまでおもちゃを渡さないようにしたり、「ちょうだい」と言われても「まだ使ってるからちょっと待って」と葛藤する時間を設けたりもします。
しかし、基本的には「ちょうだい」と伝えたら貰える、褒められる!の成功体験を積むことを意識して行っております。
次回は別の例をお話できればと思います。
また次回もよろしくお願いいたします。
#個別療育 #集団療育 #コミュニケーション
個別でのトレーニングのご紹介(いっしょに遊ぼう②)
教室の毎日
23/12/13 15:11