こぱんはうすさくら草加両新田教室です。
5月中旬、放課後等デイサービスの時間帯に社会人8年目の男性と大学3年生の女性ボランティアに当校の集団療育プログラムに参加して頂きました。
彼らのフィードバックを以下に添付しましたが、初めて会う彼らに対して飛びっきりの成長をみせた児童のお話からご紹介します。
4月に入学したばかりの小学1年生の男の子。恥ずかしがり屋の彼はSSTで行なっている活動にも入れず、皆の前でも発言できませんでした。
しかし、スタッフが日々の活動の中でお友達同士の関わりあいの大切さを教えたい一心で、コツコツとキッカケをつくってくれた結果、SSTの活動でも、毎日の振り返りでもシッカリと発言ができるうようになりました!
それだけでなく、今回は何よりもお伝えしたかったこと…
『突然現れた初対面のボランティア活動の方々になんと、自然に自己紹介できたことにスタッフは本当に感動しました!!!』
通所から、わずか1か月半の出来事です。
さて、以下にそれぞれのボランティア活動に参加した方から頂いた貴重なフィードバックを添付しました。これかのフィードバックに改めて力が入ったのは言うまでもないことです!
【Aさん】(社会人8年目・男性)
『参加のきっかけ』
今までの自分は利己的な行いがほとんどであり、利他的な要素も取り入れたいと思ったため。
『気づき』
貴賤めいた考えのない小学生に感謝されたことは、普段以上の喜びを感じることができました。逆に人を疑い過ぎているがあまりに、喜びを感じられていないとも言えるのでそこは新しい発見でしたし、素直な純粋な心で生きたいと思いました。
ボランティアは長いスパンの限りなく小さな一幕でしかなく、実質的な手助け、貢献はできていないと思います。自分も事業としてなのか非営利でやるかは断言できませんが、近い将来そういった活動をしたいと改めて思いました。
『スタッフの方々へ』
温かく迎え入れていただき感謝しています。
言動で気になる事はありませんでした。
【Bさん】(大学3年生・女性)
『きっかけ』
私は、身近に身体的障害を抱えた人がおり、その人と一緒に過ごしている中で、日々の生活の不都合な実態や、やりきれない思いを身にしみて感じることが多々あります。
そのような実体験を通して、私も同じような環境にある方達の力になりたい、少しでもいい方向になるためにできることは無いかと考えるようになりました。
そこで、今回、貴社のボランティアを拝見し、是非参加させていただきたいと思いました。
『実際に参加してみて』
今回、ボランティアを通して得たことは、沢山ありますが、その中でも強く感じたことは、スタッフの皆様が素晴らしいお仕事をされていることです。
私は、障害を抱えた人達がより良い生活を送るために、私たちに何が出来るのかという疑問を抱いて、ボランティアに参加しました。
そこに対する答えの1つをスタッフの方々や今回のボランティアのおかげで得ることができました。
児童さん達は、一人一人が素敵な個性を持ち、積極的な挨拶や会話をして下さり、感心することばかりでした。
それはきっと、スタッフの皆様の日々のご指導のおかげだと心から思いました。
『スタッフの方々へ』
今回の活動の中で、スタッフの方々の言動から学ぶことが多数ありました。
一緒に遊んでいる途中に注意が逸れてしまった子や、他の児童さんが話している中に割り込んでしまう子に対しての声掛け等、スタッフの方々の一つ一つの言動に意味があることを感じました。
そのような各々の細かい行動に気づき、きちんと叱ってあげる、声をかけてあげるということが大切だと思いました。
その上で、それを教える側の私たちが、日々の行動や言葉を気をつけなければならないと気が引き締まる思いになりました。
※次回は、当校の児童発達支援のサービスで未就学児の児童とも関わり合いをもって頂けると嬉しく思っております!
ちなみに当校では特に制服を定めていません。理由はシンプルで『地域の方々ともボーダーレスで児童達と関わりをもってもらいたい。受け入れて欲しい。」という想いだけです。ボランティアで参加されたお二人もすごく楽しんで児童と向き合っておられて、また参加して頂く予定です!
ボランティア参加者のフィードバック
コンセプト『社会経験の蓄積』
22/05/31 20:05