急に気温が下がり、六甲山系は粉雪が舞っているようでした。小学校への迎いの時には多くの児童が厚手のジャンバーやマスクをして風邪対策をしています。
利用生徒のA君はというと、何と体操服に半ズボンと軽装でした。来所途中で
ビル風を受け流石に「寒い」の連発でした。風邪をひかなければと願うばかりです。今日の利用者は入所体験も含め6名でした。ひとりひとりに個性があり
来所して直ぐに宿題を済ませるBさん。気持ちが乗ればスムーズに宿題を始めるC君。そろばんに興味を持ち直ぐに取り掛かるD君と体験入所をしてくれたE君とFちゃんです。
今日は「そろばん」の日。指導していただいている先生のマジックにかかると何枚も挑戦する児童が続出です。その中で、A君は自己流の「そろばん」の入れ方を開発し、福岡先生も目を丸くして見ていました。これが、私たちが目標とする「個性を活かす」療育だと思います。大人は一般常識の上に児童・子ども達を育てようとしていますが、個性や特性を持った児童の芽を摘んでいるのかもしれません。私たち指導員も「常識とは(何也)なんぞや」と常に問う姿勢を忘れないようにしなければならないと感じました。
一学期も始まり、冬休みの生活から規則正しい生活に戻りますが、この厳しい冬を乗り切り新たなスタートである春を目指して「風邪に負けるな、ガリレオの仲間たち」を合言葉に頑張ります。
風邪に負けるな「ガリレオの仲間たち」
教室の毎日
19/01/09 19:24