先日、お母さんと一緒に来所してくれた年長の女の子。お母さんから「ひらがながなかなか覚えられなくて・・・」と訴えがあります。一緒に勉強していくうちに、どうやらひらがなだけでなく、聞いて覚えることや見て覚えること、一度に覚えることができる全体の量がまだ少ないようです。お母さんは「他の年長さんは、みんな読めるのに・・・・・。一年生になったらどうなるのかしら」と心配そうです。コレモアに通う前にもお家で熱心にひらがなを勉強していたようです。
女の子は、支援者と課題に取り組みながらお母さんの顔色をちらちらとみています。しかし、ひらがなに興味がなければ繰り返し練習してもなかなか覚えることはできません。よくあるひらがな学習では、一般的に「あ」と文字を書きながら「あ」という音をあてていくのですが、書くことに集中し過ぎると音が入っていかないお子様もいます。ひらがなの特徴である、一つの文字に一つの音があるということがわかっていないお子様もいます。今、どこでつまずいているのか、見極めることが非常に重要になってきます。なぜなら、どうやっても覚えられないひらがなを繰り返し練習することは、本人にとっては非常に苦痛になるからです。そして、できない事が続くと自信がなくなってきて学習が余計に嫌になってしまいます。
ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーが提唱した、学びや成長に関する重要な考え方の一つに 「発達の最近接領域」という考え方があります。学びの状態は、大きく3つに分けられます。
① すでにできること:自力で完全にできる範囲。
② 少し難しいが、手助けや支援があればできる範囲。
③ まだ難しすぎること:現時点では、支援があっても理解や達成ができない範囲。
「発達の最接近領域」とは、この2番目のゾーン、子どもが1人ではまだできないが、大人や周りの人の適切な支援があればできるようになる範囲のことです。ヴィゴツキーは、子どもの発達や教育現場では、この発達の最近接領域に注目しながら、子どもたちが「できた」と思える体験を増やしていくことが大切であると主張していました。その理由として、達成できる可能性が高いこと、ちょっと頑張ればとりくめること、失敗を重ねず、成功の体験を増やしていけること、小さな成功の積み重ねが自信につながることなどが考えられます。
コレモアでは、お子様の「できた!」「もっとやってみたい!」という気持ちを大切にしています。子どもの現在の発達の最接近領域をアセスメントし、支援に繋げていきたいと考えます。(言語聴覚士N)
女の子は、支援者と課題に取り組みながらお母さんの顔色をちらちらとみています。しかし、ひらがなに興味がなければ繰り返し練習してもなかなか覚えることはできません。よくあるひらがな学習では、一般的に「あ」と文字を書きながら「あ」という音をあてていくのですが、書くことに集中し過ぎると音が入っていかないお子様もいます。ひらがなの特徴である、一つの文字に一つの音があるということがわかっていないお子様もいます。今、どこでつまずいているのか、見極めることが非常に重要になってきます。なぜなら、どうやっても覚えられないひらがなを繰り返し練習することは、本人にとっては非常に苦痛になるからです。そして、できない事が続くと自信がなくなってきて学習が余計に嫌になってしまいます。
ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーが提唱した、学びや成長に関する重要な考え方の一つに 「発達の最近接領域」という考え方があります。学びの状態は、大きく3つに分けられます。
① すでにできること:自力で完全にできる範囲。
② 少し難しいが、手助けや支援があればできる範囲。
③ まだ難しすぎること:現時点では、支援があっても理解や達成ができない範囲。
「発達の最接近領域」とは、この2番目のゾーン、子どもが1人ではまだできないが、大人や周りの人の適切な支援があればできるようになる範囲のことです。ヴィゴツキーは、子どもの発達や教育現場では、この発達の最近接領域に注目しながら、子どもたちが「できた」と思える体験を増やしていくことが大切であると主張していました。その理由として、達成できる可能性が高いこと、ちょっと頑張ればとりくめること、失敗を重ねず、成功の体験を増やしていけること、小さな成功の積み重ねが自信につながることなどが考えられます。
コレモアでは、お子様の「できた!」「もっとやってみたい!」という気持ちを大切にしています。子どもの現在の発達の最接近領域をアセスメントし、支援に繋げていきたいと考えます。(言語聴覚士N)