こんにちは。
児童発達支援事業所 STELLA KID(ステラキッド)鶴ヶ峰教室 木内です。
以前「行き渋り」についてお話をさせて頂きました。
連休明けなどのタイミングで起こることもある「行き渋り」ですが、
そこから長引いて「登園拒否」になってしまったら、
どうしたら良いのか、について本日はお話をさせて頂ければと思います。
【一番してほしいこと】
一番してほしいことは
お母さんが自分自身を肯定してあげること
です。
お子さんが登園拒否になると、
「やっぱりなんとか行かせるようにしないと」
「甘やかしすぎたのかも」
と、不安になったり、
「私の育て方が良くなかったのかも」
「私がしっかり見れていなかったから」
と自分を責めてしまうこともあります。
周りのアドバイスを聞くことも時には大事ですが、そのアドバイスが必ず正しいとも限りません。
わざわざこの記事を読んで下さっているのであれば、お子さんの為に何かしよう、と思えている証拠だと思います。
そう思えているあなたは自分を責める必要もありません。
なかなかパッと切り替えることは難しいかもしれませんが、
「私は私で良い」
と思えるようになることが一番大事であると思います。
【お子さんにとって】
お子さん自身もどこかで「本当は幼稚園・保育園に行かなきゃいけない」ことがわかっています。
それでも行けない・行きたくない理由があります。
登園拒否の主な理由は
人間関係や、得手不得手、好き嫌い、環境の変化、甘えたい、生活リズムの乱れ、体調不良
等があると言われています。
とはいえ、お子さん自身がその原因をうまく表現できなかったり、わかっていないことも多いです。
その自分の登園拒否という行動で、
「お母さんが悲しんでいる」「ぼくがお母さんを悲しませている」とお子さんが感じてしまうと、お子さん自身の自己肯定感も傷ついてしまいます。
むしろ、
「この子はこの子で良い」
と堂々と構えていて欲しいと思います。
【お母さんが安全基地になる】
(安全基地とは、戻ってきたときに喜んで迎えてくれると確信できるお子さんと親との信頼関係のことです。)
登園拒否の理由は様々ですが、お子さんの中で「成長するための壁にぶつかっている」状態であるといえます。
何かがうまくいかなかった時、お子さんの目の前に壁が現れます。
その壁をすいすい登る子もいれば、時間をかけて登る子もいます。
そんな時に、お母さんが安全基地として、
お子さんを信じて見守ってあげられる。
お子さんもそんなお母さんを見て安心できる。
それが壁を乗り越える力になっていきます。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所 STELLA KID 鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://sites.google.com/view/stellakid
STELLA KIDのコラム“療育の扉”はこちら
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一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
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住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
登園拒否になったらどうしたらいいの?
雑記
19/06/24 17:43