こんにちは。
児童発達支援事業所STELLA KID(ステラキッド )鶴ヶ峰教室です。
今回は、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどの障害児通所支援施設を利用するために必要な手続きの一つである、
・「障害児支援利用計画案」
・「横浜市子どもサポートプラン」
についてご説明させていただきます。
平成31年4月から、児童発達支援事業所や放課後等デイサービスなどの障害児通所支援施設を利用するには、
「障害児支援利用計画案」もしくは「横浜市子どもサポートプラン」
が必要となりました。
ー「障害児支援利用計画案」とはー
「障害児支援利用計画案」は相談支援事業所の相談支援員が作成する書類であり、利用者の状態やニーズ、保護者の求める支援を丁寧にアセスメントし、第3者的な立場から利用者にとって「どのような支援をし、どのような未来を目指して行くか」という計画を保護者の意向を確認しながら作成していきます。
福祉サービスを利用しているうちに新たなニーズが生まれたり、支援の方向性を考え直す場面が出てきた場合は、それらも作成者に伝え、利用計画の軌道修正を依頼することができます。
ー「横浜市こどもサポートプラン」ー
「横浜市こどもサポートプラン」も基本的な内容は変わりませんが、大きな違いは「保護者が作成する書類である」という点です。
「横浜市こどもサポートプラン」には冒頭に、
◇計画(案)の作成について障害児相談支援事業所が見つからないため、今回は自 ら横浜市こどもサポートプランを作成します。障害児相談支援事業所が見つかり次第、依頼することを 希望します。」
◇「障害児通所支援事業等の利用にあたり、障害児支援利用計画(案)に代わるものとして横浜市こどもサポートプランを自ら作成することを希望します。」
というチェック項目があることでその用途が説明されています。
前述したように、相談支援事業所は専門のスタッフが書類作成を行ってくれるため、面倒な書類作成をせずに済みます。
相談支援事業所は地域の福祉サービスとの連携も行なっていますので、その地域にあるどの福祉サービスをどのように利用するのが望ましいかなど具体的なイメージも相談することができます。
また、保護者ではない第3者である専門家の立場からお子さんを見つめることで、そのお子さんに合った量や内容の支援を考えてもらえる、という点もお子さんにとって非常に大きなメリットであり、おすすめできる要素です。
一方、相談支援事業所が近隣にないご家庭の場合、「横浜市こどもサポートプラン」を利用するのも便利かもしれません。
また、「我が子だからこそ親である私が」という思いを抱く保護者の方も少なくありません。そうした意向がある場合は、「横浜市こどもサポートプラン」をご自身で作成することにより、より直接的な意向が行政に伝えることができるかもしれません(意向が必ずしも反映されるわけではありません)。
ー『大切なこと』ー
「障害児支援利用計画案」、「横浜市子どもサポートプラン」について簡単にご説明させていただきましたが、忘れないでいただきたいのは「お子さんの真のニーズがどこにあるか?」ということを作成者がしっかりと把握しているべきだという点です。
これは言葉で言うほど簡単なことではありません。
利用の対象となるお子さんが自分の考えや気持ちを相手に伝わるように表現できない場合もあります。
また、保護者の「こうなってほしい」という気持ちが表に出すぎてしまい、お子さんのペースに寄り添えなくなってしまい、ニーズの主体が「保護者」になってしまっているケースも少なからずあります。
さらには、成長とともに変わっていく利用者のニーズにも対応していく必要があります。そうしたニーズの変化を読み取り、計画に反映させていくには、専門的なモニタリングやアセスメントの技術が必要となります。
これらの落とし穴を念頭に入れた上で、相談支援事業所を利用すべきなのか、ご自身で計画案を作成すべきなのかを慎重にご検討されることをおすすめいたします。
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当教室では
・じっとしていられない
・こだわりが強い
・感情の調整が難しい
・人の気持ちを読むことが難しい
・お友達とのトラブルが多い
・言葉の遅れを感じる
・抽象的な表現が苦手
・発達に心配がある
・不器用
・視線が合わない
・幼稚園、保育園、小学校への就学が不安だ
などの保護者の方々・お子さんの困り感をサポートいたします。
※自治体の助成により無料もしくは低額にて療育が受けられます。
まずは市役所/相談支援事業所/当事業所にご相談ください。
※児童発達支援事業は、放課後等デイサービス(放デイ)と同じく障害児通所支援事業に属する療育施設であり、「児発」などの略称で呼ばれる場合もあります。
児童発達支援事業所STELLA KID鶴ヶ峰教室のホームページはこちら
→https://www.stellakid.com
一般社団法人KID-Gのホームページはこちら
→http://www.kid-g.com/
住所:横浜市旭区白根5−10−1 AOKIYA BLD 1階
関連ワード:児童発達支援・放課後等デイサービス・療育・療育センター・通級教室・特別支援教育総合支援センター・小学校が不安・勉強が苦手・運動神経が悪い・保育園・幼稚園・障害・発達障害・自閉症スペクトラム・ASD・注意欠陥多動性障害・ADHD・学習障害・LD・知的障害・グレーゾーン・視線が合わない・先の見通しがないと不安・視覚優位・聴覚優位・感覚過敏・距離が近い・いきしぶり・気持ちが読めない・表情が読めない・空気が読めない・不器用・体幹が弱い・筆圧が弱い・言葉のキャチボール・マイペース・好きなことだけ話す・語彙が少ない・言葉の遅れ・勝ち負けにこだわる・一番じゃないとだめ・癇癪・感情の調整・クールダウン・アンガーマネジメント・こだわり・友達ができない・チック・おねしょ・偏食・暴力・手が出る・おちつきがない・座っていられない・話を聞けない・忘れ物が多い・儀式的な行動・声の大きさ・個別支援級・特別支援級・自傷
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19/11/08 14:05