こんにちは!くまです!
早いもので、開設からひと月がたちました。
BRIDGE3では子どもたちの成長に応じて卒業できる放課後デイ、療育のある放課後デイという試みでスタートいたしました。新しい試みであるがゆえにスタッフの練度や習熟度などはまだまだですが、凡事徹底のうえ、しっかりと運営力、支援力を上げて参ります。
さてBRIDGE3では様々な顧問の先生が研修講師として参加されています。
認知発達分野…松本太一先生(アナログゲーム療育アドバイザー)
ビジョントレーニング…小松佳弘先生
そして学習支援分野で澳塩渚(おくしお なぎさ)先生がいらっしゃいます。澳塩先生の紹介はこちら。
まなびルーム ポラリス
http://polaris-manabi.com
澳塩先生のセミナー情報は
http://www.japanlaim-medical.com/hattatu/seminar.html#0526_2
各講師の先生には週1回のペースで、平日の午前に2時間の研修を行い、その後現場での指導、指導後のフィードバック,個別課題等をおこないながら、実際の支援技術として運用できるよう、じっくりとご指導していただいています。
今回の澳塩先生の講義は数。一言に数と言っても獲得までにはいくつかの段階があります。
1,1対1対応…ひとつひとつ指差しで数える
2,大小の概念…大きい小さい、多い少ないがわかる
3,安定した順序の数唱…数を抜かしたりすることなく数える
4,順序無関連…どこから数えても量は一緒に気づく
5,基数性…数えて最後に言った数がその量だと言える
6,抽象性…数えるものが何であろうと5は5
と言ったように段階があるのです。
またその理解も認知発達における個々の成長段階を見極める必要性があるのです。そして、それぞれの段階の困り感をどうむきあっていけばいいのか?それを澳塩先生はまなびルームポラリスで実際の現場で子どもと向き合ってこられたメタ知識(知識を使って知識を生み出すこと。)を豊富に持っていらっしゃり、現場感のある内容に職員も熱心に聞き、指導を受けています。
ぜひ療育としての学習支援をBRIDGE3で見ていただければと思います。それではまた。
学習支援
研修会・講演会
19/05/10 12:00