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放課後等デイサービス&学校訪問支援 BRIDGE3新検見川花園(ブリッジ3)のブログ一覧

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(5件)

BRIDGEの個別支援計画書ができるまで

こんにちは!BRIDGEの広報ヨシコです。 今日は独自の取り組みによってリニューアルした個別支援計画書を作成するための評価シートや、導入の経緯、必要性について、BRIDGE2の管理者である藤目先生とBRIDGE4の児発管である橋本先生にお話を伺いました! ◎リニューアルの経緯 評価シートが変更しようと動き出したのは、今年4月のことです。 今までのシートよりも、より細かに、そして立体的にお子様のことを理解するには、もっとできることがあるのでは?と感じていました。
 そこからスタッフ同士で何度も意見を重ね、今の新しい形になっていきました。 それまでも、保育士や作業療法士、言語聴覚士、臨床心理士など、それぞれ専門職の視点から評価をしてもらっていましたが、カンファレンスの時に口頭で共有するというスタイルでした。 新しい評価シートになったことで、それぞれの視点が1つのシートにまとまり、カンファレンスの時にも、全体を見て支援の方法を考えることができるようになりました。 訪問支援での様子やご家庭での様子の記述欄もシート内に取り入れたことでよりお子様たちを立体的に見られるようになりました。 また、短い時間の中でも職員全体でお子様1人1人の状態をしっかり共有できるようになりました。 ◎点ではなく、より立体的な情報共有を リニューアルにあたり、まずは今までやってきたことを集めることからスタートしました。それを元に、「ここはもう少し詳しく見た方がいいよね。」 「ここは具体的な内容があるといいね」と項目を足したり、ルールを決めていったりしました。(ここではサラッと書いていますが、正解がない中でのこの作業はなかなか大変で…すごく時間がかかったことでもあります。) お便り帳の内容や、送迎時の親御さんの声などは、各職員がカンファレンスの時に持ち合うようにしています。 BRDGEの中だけではなく、ご家庭での様子、幼保の様子がわかると、 点で見るのではなく、いろんな要素でお子様のことを考えることができます。項目を設けたことで、逆に親御さんの声がなかった場合は、「幼稚園では困っているけどご家庭ではどうなんだろう?」という気づきになったり、 情報収集する癖付けになるので、どの職員も日常的にお子様や親御さんの様子を広い視点で見られるようになります。 ◎誰が見てもブレない評価に 評価シートのリニューアルで一番大変だったのは、どの職員が見てもブレない評価軸にすることです。 私たち社会人が会社での評価に絶対的な物がないのと同様に、人が人を見ているので、見る人や見るタイミングによって、印象が変わったりしてしまうことも事実です。 評価にブレがないようにするためには、シートは行動ベースで、できるだけ抽象的な表現にならないように表記するようにしました。 実際のエピソードを交えて書くことも大切にしています。 「こんなことあったよ」「こんなことできたよ!」とその時のお子様の発言なども交えて書くと、その子の性格や傾向なども含め、より生に近い情報を得ることができます。 そうすることで、評価がわかるだけでなく、評価の過程や、なぜそのような評価になったかの考えもわかるようになりました。 各専門職の評価を、どの職員でもわかるような文章で記述してもらうように変わりました。 ◎導入後の変化 評価シートは親御さんにお見せしているわけではないですが、 導入してから、「子どもの様子を細かく見てくれている」というご評価をいただけることが増えました。 更に変化が大きいなと感じたことは職員の意識です。 指針となるものがあることで、自然とBRIDGEでやらないといけないことがわかってくるので、普段の職員の意識も変わってきたと感じています。 ◎進化し続けるシート お子さんの成長に合わせて、4〜6ヶ月の間に随時支援計画の見直しを行なっていますが、合わせて評価シートも常に改善をしていければと思っています。日々の支援の中で、もっとこんな項目があったらいいねとか、より1人1人を細やかに支援できるように改善されていくので、完成するときはきっとないのかもしれません。 お子様たちが成長していくのと一緒に、私たち職員や、制度も共に成長を続けていきたいと思います。

放課後等デイサービス&学校訪問支援 BRIDGE3新検見川花園(ブリッジ3)/BRIDGEの個別支援計画書ができるまで
教室の毎日
22/01/04 13:07 公開

ご褒美課題・チャレンジ課題

くまです! 毎日暑い日々が続いていますね。 さて、今回は課題の設定の仕方です。 BRIDGE3では、50種類以上の豊富な遊具・教具に始まり、教材も50種類以上(学校分野…数・漢字・作文。認知発達分野…大田ステージ、ABA等)を用意しています。スタッフはその中で子どもたちの発達段階に応じたものを毎日、ひとりひとり個別支援計画に基づき、子どもたちの課題にあったものをごほうび課題(自分で既にできる課題)とチャレンジ課題(サポートがあればできる課題)をおりまぜながら支援を行っています。 なぜこのように2種の課題に分けているのには理由があります。 自分でできることというものはできた!という自己肯定感に繋がりますが、できているのでやりつづければ飽きてしまいます。 一方で、頑張ってもできないことを延々とやると苦痛です。 そしてその間にある「誰かがサポートしてもらえるのであればできること」、これはできなかったことができた!というちょっと背伸びしてできたという実感をともないつつ、いまその子にとって成長する最前線の課題になるのです。 これを旧ソ連の教育者であったレフ・ヴィゴツキーは最近接発達領域と名付けました。 ヴィゴツキーは、発達と教育との関連を考察し、教育は子どもの「現下の発達水準」に基礎をおくのではなく、発達しつつある水準、予測的発達水準に基づいて行われるべきである、とし、教育的な働きかけは、子どもの発達の最近接領域に向けられてこそ有効であると主張しました。太田ステージはこのヴィゴツキーの最近接発達領域に着目して開発された経緯もあり、BRIDGEだけでなく、様々な現代の支援や教育の基本になっている考え方の一つです。 BRIDGE3では、このサポートしてできることをサポートなしでできるように支援していくこと、これを「チャレンジ課題」としています。 ただチャレンジ課題だけでは、子どもたちへの負担も大きいので、自分でもできる「ごほうび課題」を織り交ぜて支援を行っていくのです。割合は子どもたち個々で変わるのですが、2時間の療育をおこ合う場合、2時間の中でスケジュール通り実践する集中力を加味して5:5ぐらいで構成してます。その際、必ず終わるときには「ごほうび課題」で終わるようにします。 これは楽しかったという記憶で終わらせるためです。これで次回も楽しんで取り組んでくれるようになってくれます。細かなテクニックですが大事なコツです。 ぜひご褒美課題とチャレンジ課題、ご家庭の実践にもとりいれてみてくださいね。ではまた!

放課後等デイサービス&学校訪問支援 BRIDGE3新検見川花園(ブリッジ3)/ご褒美課題・チャレンジ課題
教室の毎日
19/05/11 15:36 公開

学習支援

こんにちは!くまです! 早いもので、開設からひと月がたちました。 BRIDGE3では子どもたちの成長に応じて卒業できる放課後デイ、療育のある放課後デイという試みでスタートいたしました。新しい試みであるがゆえにスタッフの練度や習熟度などはまだまだですが、凡事徹底のうえ、しっかりと運営力、支援力を上げて参ります。 さてBRIDGE3では様々な顧問の先生が研修講師として参加されています。 認知発達分野…松本太一先生(アナログゲーム療育アドバイザー) ビジョントレーニング…小松佳弘先生 そして学習支援分野で澳塩渚(おくしお なぎさ)先生がいらっしゃいます。澳塩先生の紹介はこちら。 まなびルーム ポラリス http://polaris-manabi.com 澳塩先生のセミナー情報は http://www.japanlaim-medical.com/hattatu/seminar.html#0526_2 各講師の先生には週1回のペースで、平日の午前に2時間の研修を行い、その後現場での指導、指導後のフィードバック,個別課題等をおこないながら、実際の支援技術として運用できるよう、じっくりとご指導していただいています。 今回の澳塩先生の講義は数。一言に数と言っても獲得までにはいくつかの段階があります。 1,1対1対応…ひとつひとつ指差しで数える 2,大小の概念…大きい小さい、多い少ないがわかる 3,安定した順序の数唱…数を抜かしたりすることなく数える 4,順序無関連…どこから数えても量は一緒に気づく 5,基数性…数えて最後に言った数がその量だと言える 6,抽象性…数えるものが何であろうと5は5 と言ったように段階があるのです。 またその理解も認知発達における個々の成長段階を見極める必要性があるのです。そして、それぞれの段階の困り感をどうむきあっていけばいいのか?それを澳塩先生はまなびルームポラリスで実際の現場で子どもと向き合ってこられたメタ知識(知識を使って知識を生み出すこと。)を豊富に持っていらっしゃり、現場感のある内容に職員も熱心に聞き、指導を受けています。 ぜひ療育としての学習支援をBRIDGE3で見ていただければと思います。それではまた。

放課後等デイサービス&学校訪問支援 BRIDGE3新検見川花園(ブリッジ3)/学習支援
研修会・講演会
19/05/10 12:00 公開
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