今日東京都では、100人以上の感染者が確認されたそうです。
「ついに越えたのか、、」 と、言葉にならない恐怖心で息苦しくなってしまいました、、。
でもそれは大人ばかりではないはずです。
そう、幼い子どもたちは大人以上に、不穏な空気を感じていると思います。
この春、早めに春休みに入った中1の娘に 「さすがにもういいんじゃない?!」と、おもちゃ箱の整理をさせました。
なかなか手放さなかったリカちゃん人形に、やっと別れを告げることができたようです。
ただ、お人形を見て一瞬、言葉を失いました。
どう見ても、避難スタイル、、。
幼い子はガチャガチャのカプセルのヘルメットを被り、リカちゃんはリュックに見立てたタオルを背負っている、、。
「避難」 が日常になっていたあの頃、、。
実際には避難せずに済みましたが、そういえば常に玄関に防災リュックを置いていました。
そうか、あの頃はそれが 「娘たちの日常」 だったのか、、。
いろんな記憶がよみがえってきました。
一人遊びが好きだった下の娘がやたらベタベタしてきたり、自立し始めていた上の娘が一人で2階に上がれなくなったり、、。
そして少し日が経ち、状況が落ち着いてくると、娘たちのことがうっとうしくて仕方がなかった自分、、。
だって、ママも非日常な毎日に不安だし、もっと情報が欲しいし、余計な備蓄品の買い物にも疲れているし、、。
その頃、娘たちの心を癒してくれたのは 「過去の私」 でした。
娘たちが生まれてからせっせと撮っていた、ビデオ。
ビデオのママは、1オクターブも高い声でずっと娘たちに話しかけ、ちょっとしたことでも「じょーずぅ☆」と褒めている。
ビデオを見せた後の娘たちの表情は、とっても穏やかでした。
ビデオを通して「こんな風に声をかけてもらったんだ」 「自分は愛されているんだ」 と実感したんでしょうね。
「過去の私」 に娘たちをみてもらっている間、お茶を楽しむこともできました。
保護者の皆さま、ぜひ、ご自愛ください。。。
娘たちの日常、、。
教室の毎日
20/04/04 21:01