【11月1日】
昨日はさにーでハロウィンイベントがありましたが、その前に、社会福祉協議会の西脇様にお越しいただき、スタッフ向け勉強会しました。
テーマは『感覚統合とは』です。
「メカニズム」「一般的な事象と対応」「具体的なケース」の三つの章に分け、わかりやく解説していただきました。
感覚統合に関する課題は、本人の内的な要因を含め、五感などの感覚が相互に複雑に絡み合って表出していますが、中でも無自覚で使っている感覚(平衡感覚、触知覚という受動的な触覚、固有感覚)の影響が強いとのことです。続いて、平衡感覚、触知覚、固有感覚が鋭い場合と弱い場合の課題を教えていただき、例えば、平衡感覚が弱いと、視線が定まらなかったり、落ち着きが見られないことなどが知れました。
更に、”長くひとつのことをできない子”、”声を掛けてもやめられない子”、”なかなか学習等を始められない子”などの個別ケースを挙げ、それぞれの具体的な支援や声掛けの言葉まで教えていただきました。日々の支援の中で、対応に迷っていたものに対するアドバイスも的確で、スタッフ一同、目から鱗が落ちる思いでした。
また、DCD(発達性協調運動障害)に問題のある子供の割合は約5~8%とのことですが、ASD(自閉スペクトラム症)の約80%、AD/HD(注意欠如・多動症)の約30~50%、SLD(限局性学習障害)の約50%に併存が見られるということで、改めて、感覚統合についてしっかりと理解を深めていかなければなと感じました。
今回も素晴らしいお話をたくさん聞かせていただき、とても学びの多い勉強会になりました。
西脇様、ありがとうございました。
🎵来年度小1になるお子さん、また今すでに小学校に通われているお子さんの見学をお受け致しております。宜しくお願い致します🎵
感覚統合の勉強会📝
研修会・講演会
24/11/01 18:05