8月の末に、社内研修として東京学芸大学教授 大伴潔先生をお招きして
「言語とコミュニケーションの発達」をテーマに、スタッフ全員で学び合いました。
前半は座学、後半はご利用者さまにも協力いただき、グループに分かれて実際の支援計画を立ててみるなど、ワークショップ形式で行いました。
1) 初めのことば
「いや、バイバイ、ブーブ、わんわん、アンパンマン、ママ」など、お子さんが人生の初めのころに話始めることばは、発音しやすくお子さんの興味をそそるものです。興味や関心はお子さんによっても違うので、国によっても異なります。キャラクターが初めのことばのリストにある国は日本ぐらいだそうです。日本のキャラクターは可愛らしくて私たちの心を和ませてくれるものが多いですね。
ブロッサムの療育でもキャラクターの絵合わせを取り入れ、完成できると、ほとんどことばのないお子さんが「アンパンマン」と言ってくれることが良くあります。
すなわち、お子さんが興味を持ったものを見たり遊んでいるときに、周りの大人がことばを繰り返し繰り返し話しかけるといった人との関わりの中でことばの数(語彙)を増やして行くのです。いっしょに、遊んだり絵本を見る中でのことばかけがことばの発達にはとても大切です。
次回は「単語から文へ」というお話をします。(ST)
(2回目の研修が11月にありました。ゆっくり、ゆっくり更新ですが、よろしくお願いいたします!)
「言語・コミュニケーションの発達とことばを伸ばす療育」幼児1
研修会・講演会
21/11/26 16:43