皆さん、こんにちは
児童発達支援事業所
てらぴぁぽけっと神戸元町教室です。
本日は実際の療育の様子をお伝えします。
来所当初は椅子にじっと座ることが難しく机上での課題が難しいA君でしたが、現在では個別療育の時間である1時間を個室で過ごし着席して課題を行うことが出来るようになりました。
このお子様に講じた手だてとしては、3つほどあります。
それは・・・↓↓
①個別療育に移る前に、しっかりと体を動かす活動を取り入れる
②療育のスケジュールを絵カードなどを用いて視覚的に提示してあげる
③着席できていることを褒めてあげる
①については、感覚統合の話になります。
落ち着きのない行動が見られるお子様は、「バランス感覚(前庭覚)」や「筋肉や関節の運動に関する感覚(固有覚)」の発達が足りていないため、体により強い刺激を取り入れることで、「心地よい」と感じる可能性があります。このお子様も事前にトランポリンなどの活動を事前に取り入れることで、その後の療育を落ち着いて受けられるようになりました。
(※常勤の作業療法士のスタッフがいるので、気になる方はお気軽にお問合せください)
②については、療育の流れを写真、イラスト、文字、色分けなどを使って「見える化」することで理解を助けて混乱を防ぎ、子どもが落ち着いて生活や学習に取り組めるようにするための環境調整をしました。
③については、ABA(応用行動分析)でいう「強化」ですね(^^)
「座る」という行動を「強化」することで、行動(この場合だと「座る」ですね)を増やすことを目的に行いました。
以上の手だてを活用して、現在では嫌がっていた机上課題も集中して取り組んでくれています。また、A君も教室をとても気に入ってくれて、来所日には家の玄関でお母さんより先に靴を履いて、出発を今か今かと心待ちにしています、とのお母さんからのお言葉・・・ありがたいです‼
上記で述べた手だては、全てのお子様に適切、というわけでもなく1人1人の特性などに合わせた手だてが必要です。
てらぴぁぽけっと神戸元町教室では、お子様1人1人に合わせた療育を考えて提供させて頂いています。
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てらぴぁぽけっと神戸元町教室は、消毒・換気・うがい・手洗い・検温と指導員のマスク着用を徹底し、新型コロナウイルス感染予防に努めております。
お子様についての困りご事などのご相談
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ご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください(^^)/
お子様1人1人に合わせた工夫
教室の毎日
20/10/26 16:24