皆さん、こんにちは(^^)
てらぴぁぽけっと神戸元町教室です。
写真は「微細運動」の紙をちぎる、丸める活動を行っている所です。
このお子さまは、食具(スプーンやお箸)を使用することがまだ難しいので、粗大もしくは微細運動を個別療育のプログラムに取り入れています。
ところで、皆さんは「粗大運動」「微細運動」ってどういうものかご存じでしょうか?
療育の現場でもよく使われていると思うので、耳にしたことはあるけど…という方もおられると思います。
なので、今回は、「粗大運動」「微細運動」についてお伝えしたいと思います。
「粗大運動」とは、姿勢を保ったり、バランスをとったり、身体全体を使って歩いたり走ったり、ジャンプしたりするような運動を粗大運動といいます
赤ちゃんが、手足を伸ばしたり身体をひねったりする様子が、初期の粗大運動といえ、その後寝返りをうてるようになり、ハイハイができ、つかまり立ちができ、歩けるようになる。いずれも、粗大運動に位置づけられるものです。
また、スポーツなどでは、目と手や、手と足など、複数の箇所を同時に動かす「協調運動」も求められます。
例えば、キャッチボールは、投げられたボールを目で見て、ボールの軌道を予測し、到達予測地点に手を伸ばし、ボールの到達と同時に手を握る、という、複数の粗大運動によって構成されています。
目で見ること、手を動かすこと、どちらが欠けてもうまくボールはキャッチできません。目と手の「協調」があって達成できる運動といえるわけです。
次に「微細運動」とは、手や指を使った細かく精密な動作を必要とする運動の事です。手を使って行う細かい作業全般がこちらに含まれます。例としては字を書く、箸を使う等で他にはビーズを紐に通したり、積み木で遊ぶことも微細運動に入ります。
・手遊び(「きらきら星」の手首を繰り返し反す動作)
・砂遊び(スコップで砂をすくいバケツに出す)
・洗濯バサミやクリップをつまみ遊ぶ
・ひも通しなど、小さな穴に物をつまんで入れる
・クレヨンを使って描く
・シールをはがして貼る
・紙類をちぎる
・粘土遊び
等の活動も、指先の巧緻性を伸ばす活動になります。
当教室では、お子さまの好きなおもちゃや自作教材を使用しているので、
お子さまが楽しみながら、苦手な事を伸ばす練習を行っています。
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「微細運動」と「粗大運動」
療育の様子
21/07/14 15:25