読み書き感覚統合学習支援
教室の毎日
20/07/19 11:30
放課後等デイサービスに来てくれる子たちで学年が上がるにつれ国語(読み書き)や算数、体育に対する相談がとても多いです。鉛筆の持ち方が悪いとか筆圧が強いと、漢字が苦手、鏡文字になる、姿勢が悪い、板書するのに時間がかかる、足し算や引き算がわからない、文章問題になると理解できない、上体反らしができない、前まわりができない、鉄棒ができないなどなど。見えている現象に対して取り組む学校の先生、しかしなかなか改善しない現実。先生もなぜ自分の指導が入らないのか悩み、不安になり、空中分解。専門家派遣で相談してもメンタル面のサポートか体幹機能が悪いと、実は感覚入力や統合・処理過程に課題があるケースもあって、うちの事業所では学習課題以前にその過程に問題があるのかないのかをアセスメントします。また補助的に他の検査も加えながら全体像を捉えて局所の課題にアプローチをします。運動面でコオーディネーションスキルが改善してくると、動作姿勢の構えや運動を順序立てて遂行したり結果の見通しが立ってきて、行動や思考にも好影響を及ぼします。理学療法の視点で学習の課題やフィジカルに課題のある子をサポートしています。必要に応じて、学習環境面への用具の提案もしています。