児童発達支援・放課後等デイサービスを開所して1ヶ月、利用者側のニーズは①専門的なリハビリの対応をしながら、親の相談に乗ってくれる場、②定型発達児の集団では思うように遊べない、周囲を気にせず遊べる場や遊び方の指導が受けられる場、この2つに集約されます。医療機関は医療に特化した対応で、地域支援は集団保育に特化した型にはまった対応、福祉サービスを紹介されても、そこには親御さんが求める専門的なサービスの提供が受けられない、そもそも作業療法士や理学療法士がこの分野に少ない状態。
そこで、私たちが医療と福祉のパイプ役になれないかと、そういったニッチなポジションが、こども発達LABO.Proリハです。公的保険からこぼれ落ちてしまう子どもたちの受け皿としての機能も担っています。
乳幼児健診に入っていると、早期発見・早期支援の大切さはよくよくわかりますが、健診で早期発見されても、発見後の適切な支援体制が十分でない地域もあります。私が住む町も、そんな感じです。結局、片道1時間かけて、通わなければならないという、これでは親も子も大変です。今、健診で問題としているのは、グレーゾーン(境界域)にある子どもの心身状態を的確に視ることができないということに、行政は気付いていないというもどかしさ。「様子をみましょう」でスルーされてしまう現実、これを今年は打破しようと企んでます。
初志貫徹で、これからも頑張ろう。
事業所開設1ヶ月
教室の毎日
20/07/19 11:31