福岡市の学校は先週の7日金曜日から
それ以外の学校は本日11日火曜日から
新学期(2学期制の学校を除く)がスタートしました。
写真は早速今日の宿題に取り組んでいるところです。
「写真撮らせて?」とお願いすると、
「ヤダ、恥ずかしいから!」と言われたので、
「後ろ向きで撮るから。」というと、
「まあ・・・。」と言って撮らせてくれました。
同じことを頼むにも、言い方ひとつで子どもたちが
納得してくれるか、拒否されるかということは
変わってきます。
そして、子どもたちにとってもっと重要なのは
「誰が言っているのか?」
ということであるようです。
私どもは、普段から指示の通りやすさに差が
出ないように子どもたちの前で他のスタッフの権威を
落とすような発言をしないように徹底しております。
しかし、「聞くかどうか」を判断するのは
「子どもたち」
ですので、いくら普段から他のスタッフを貶める
ような発言をしていないとしても、スタッフに
よって差が出てしまうことはよくあります。
「指示が通らないからどうすればいいのか?」
と考えがちの人が多いこの業界ですが、
「普段から正しいかかわり方を積み重ねて
いるから言葉が響く」という考え方をしようと
いう立場に立つと、支援者の行動が変わってきます。
「指示が通らないから・・・。」
と悩んでいる人ほど、子どもに注意するような
場面だけ注意して、何もない普段の楽しい
時間を子どもたちと過ごせている時間数が
少ない傾向にあると考えます。
この視点に立つと、普段から子どもたちと良く遊ぶ
ようになり、話しかける事や話しかけられることが
増え、子どもたちにとってその支援者が
「一目置ける」存在になります。
すると次第に、
「〇〇せんせいが言ってるからきちんと聞こう」や
「〇〇さんから注意されたから反省しよう」
という姿勢におのずとなってくるように、経験上
感じています。
「楽しい時間を共有する」
「楽しいことを共有する」
今わたしは、そこからはじめているところです。
はやく他のスタッフに追いつけるといいなと
思っています。
チームワークでカバーできるところは
たくさんあるとは思いますが
最終的には、子どもたちとの
ラポール形成(信頼関係を結ぶこと)においては
個人と個人のぶつかり合いしかないと判断します。
誰が言っているのか次第
教室の毎日
22/01/11 15:14