こんにちは!
てらぴぁぽけっと向ヶ丘遊園教室の西川です。
本日は『癇癪』についてお話しします。
まず初めに。
癇癪と聞いて何を思い浮かべますか?
・泣き叫ぶ
・怒る
・一度始まるとなかなか終わらない
マイナスな言葉ばかり出てきますね…
癇癪を起こしてしまうと、子どもも大人も辛い時間になってしまいます。
癇癪で悩まれてるご家庭は多いと思いますが、少しでも癇癪が減って、親子笑顔で過ごせる時間を増やすために一緒に考えてみましょう!
なぜ癇癪を起こしてしまうのか?
大きく分けて3つの理由があります。
①要求
・欲しい物を手に入れたい
・やりたい事がある(まだ公園で遊びたい等)
②拒否
・活動をしたくない
・場所が嫌だ、物が嫌だ、嫌という気持ち
③注目
・見てほしい
・構ってほしい
①〜③の中でどの理由に当てはまるか考えると対処法も見えてきます!
ABAは『人の「行動」は結果で変化する』という考え方です。
それを踏まえて考えると
癇癪を起こす子どもは、以前癇癪を起こした事でいい結果が得られた為『癇癪という行動が増えた』と考えられます。
癇癪は、大人にとってはとても悩ましいものですが、
癇癪を起こす子どもにとっては、あくまでも『自分にとって良い結果を得るための手段』なのです。
よくある例が
『スーパーでお菓子が欲しくてひっくり返って泣いてる子ども』の話しです。
おそらく最初からひっくり返って「欲しい〜」と泣き叫んでいたわけではなく、
買ってもらったり、買ってもらえなかったりする経験を積むことで、泣き叫ぶとお菓子を買ってもらえると学習したわけです。
癇癪を減らすために何をしたらいいか?
それは、『癇癪が起こっても、子どもにとって良い結果をもたらさない』ということです。
つまり、癇癪しない方がいい事があるということを知ってもらう事ですね。
癇癪を起こさないために、大人が予め行動を予測しておくことも大切です。
・スーパーに入る前に「今日はお菓子を買わない日だよ」と伝えておく。
・「お母さんの買い物が終わるまで手を繋いで歩けたら、お菓子一つ買おうね」と約束する
など。
子どもが癇癪を起こさなくても済むように、大人が約束やルールを分かりやすく伝えておくことは大切ですね(^^)
次回は、癇癪を起こす理由①〜③の具体例と、ABAで考える対応策についてお伝えしたいと思います。
楽しみにしていてくださいね!
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ABAの考え方で癇癪を減らそう!①
教室の毎日
20/09/10 16:22