こんにちは！

徐々に日も短くなり、日中の暑さも少しずつ緩やかなものになってきました。
関東では台風も接近しておりますが、雨雲と一緒に残る暑さも連れて行ってはくれないかと期待してしまいますね。
一方で、低気圧が近づくことで頭痛など体調を崩されるお子様もいらっしゃったり、普段より落ち着かなくなるお子様も見られたりします。
もし普段と変わった様子があれば、普段以上に気にかけてみてあげてください。

兎にも角にもお子様の感覚というものは今が伸び盛りな時期でございます。
特に体が揺れ動いてしまっていたり、苦手な食べ物が多かったりというような感覚に由来する難しさを抱えたお子様たちにとって、今どれだけたくさんの感覚刺激を得られるか、は非常に重要な課題となってまいります。
そんな感覚刺激を得やすい運動がお子様たちも大好きなブランコです。
というわけで本日はTODAYのお教室にいくつかあるブランコのご紹介です。

本日ご紹介するのはこちらの繭型のブランコです。

お子様が中にすっぽり入ってしまえる形になっており、中に入って静かにゆらゆらするもよし、思いっきりぐるぐる―っとして回転する動きを楽しむもよしとこれ一つでいろんな感覚刺激を得ることができます。
中もふかふかした素材が使用されているため、お子様が安心して乗っていられるところもよいですね。
たくさんねじってぐるぐるーっとすると思ったよりも速く回るので、皆さん「きゃーっ！」と楽しそうな声を上げてブランコを楽しんでいました。
ただ、あんまりたくさん回ってしまうと降りる時に足元がふらふらしてしまうこともありますので、お子様の様子をよく観察しながら使用させていただいております。

難しさを抱えたお子様の中でも、なかなか落ち着いていられなかったり、こだわりが強かったりといったお子様たちの多くは体が受け取る感覚が不足していたり、受け取った感覚をうまく伝えられていなかったりします。
そうしたお子様たちにはどの感覚が不足しているのか、どう刺激したらよいかを普段の生活の中から観察していかなければなりません。
お子様の普段の行動一つ取ってもそれはお子様の成長につながる大切な情報です。
普段の様子も大切に見させていただきながら、お子様それぞれに合った療育を提供できるよう今後も励んでまいりたいと思います。